有村架純、“再共演”目黒蓮とプライベートな会話は無し「お芝居の中でキャッチボールを」

女優の有村架純が28日、都内で行われたドラマ『海のはじまり』完成披露試写イベントに、目黒蓮、泉谷星奈、木戸大聖、池松壮亮、大竹しのぶと共に出席。有村が、目黒との再共演について語った。

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目黒の月9初主演作となる本作は、生方美久が脚本を担当し、風間太樹が演出、そして村瀬健がプロデュースを務める、“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品。今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を丁寧に描いていく。司会は西山喜久恵アナウンサーが務めた。

夏（目黒）の現在の恋人・百瀬弥生を演じる有村は、弥生を「非常に難しい役どころ」とした上で「弥生にとって夏は救いの存在なんです。夏との未来を考え始めていた頃にそういった出来事が起こって、『想像していた自分の将来がちょっと違った方向に向いてきたぞ』というところを、そこの感情の機微というものを見落とさないように監督と話し合いながら一緒に弥生という像を作り上げているところで、まだ自分自身、探しながら紡いでいっている段階です」と撮影の現状を伝えた。

2度目の共演となる目黒については「正直、目黒くん自身のことは分からない、知らないことのほうが多いんですけど、そういったプライベートな会話をしなくても、役を通してお互いに身を委ねながら、信頼しながら各シーンを作り上げていけたらいいなという風に私も思っている」とコメント。続けて「お芝居の中でキャッチボールをしながら、そういった信頼関係を築いていっている途中かなと思います」と微笑んだ。

一方、夏の弟・大和を演じる木戸は「目黒くんとは同い年なんですけど、役の設定としては弟」と説明。目黒との共演に関しては「そこは本当に兄弟のように、むしろ僕は役の話というよりは、どちらかというとそうではない話なんかもさせてもらいながら、兄弟の関係性を築いていけたらなという風に思っています」と語った。

ドラマ『海のはじまり』は、フジテレビ系にて7月1日より毎週月曜21時放送（初回30分拡大）。