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【目の下のたるみの隠し方】コンシーラーでリフトアップまでできるってホント?

  • 2024.6.28
教えてくれたのは…

ヘアメイクアップアーティスト

金澤美保さん

MAKEUPBOX所属。多くの雑誌をはじめ、映像、ライブなど幅広いジャンルで活躍中。わかりやすいメイク理論とテクニックで、誰でもすぐに実践できるメイクのコツを寄り添いながらやさしく指南。
Instagram:@kanesawamiho

目の下のたるみをカバーしてリフトアップも叶えるメイク術

1:たるみ部分にコンシーラーをのせて色ムラを整える

目の下のたるみをカバーしてリフトアップも叶えるメイク術

目頭からふくらみ、周辺のへこみ全体に肌トーンとぴったり合うコンシーラーをのせる。目の下のふくらみとその周辺のへこみは地肌の色と差があるので、トーンをそろえるイメージ。広がりすぎないように、垂直に指でトントンしてなじませる。目のキワに広げると、目が小さく見えるので注意。

2:目の下のへこみに明るいコンシーラーをのせる

目の下のたるみをカバーしてリフトアップも叶えるメイク術

ふくらみの下のへこみにのみ、1トーン明るいコンシーラーを、線を描くイメージでのせる。広げすぎないようにエッジのみをぼかしてなじませる。へこみに明るいカラーをのせることで、ふくらみと同じ高さに見せることができ、たるみが目立ちにくくなる。ふくらみの上の部分のへこみは、涙袋の影として活用すると自然な印象に仕上がる。

3:明るいコンシーラーで引き上げラインを描く

目の下のたるみをカバーしてリフトアップも叶えるメイク術

たるみの終わりからこめかみの手前に向かって、1トーン明るいコンシーラーでラインを3本描き、垂直にトントンとぼかしてなじませる。目の下のたるみがキュっと引き上げり、カバーとリフトアップが同時に叶う。こめかみや頬骨の外にぼかすと、顔が大きく見えてしまうので気を付けて。よりなじみをよくしたい場合は、練りハイライトと混ぜると、リフトアップ効果のほか、ツヤも宿る。

完成!

目の下のたるみをカバーしてリフトアップも叶えるメイク術
目の下のたるみをカバーしてリフトアップも叶えるメイク術

目の下のたるみや黒くまが目立たなくなったほか、頬がキュっと上がった印象に。

目の下のたるみを隠すのにおすすめのコンシーラー

HERA クリーミー カバー コンシーラー

HERA クリーミー カバー コンシーラー
HERA クリーミー カバー コンシーラー

#PORCELAIN

7.5g / ¥4510

なめらかなテクスチャーで密着力とカバー力が抜群。肌にピタッと留まるのに、しっとりしたツヤ感は残る。

シュウ ウエムラ アンリミテッド CCC クワッド コンシーラー

シュウ ウエムラ アンリミテッド CCC クワッド コンシーラー
シュウ ウエムラ アンリミテッド CCC クワッド コンシーラー

スミレモーヴ & ウォーム ベージュ

¥5940(編集部調べ)

しっとりのびが良いコンシーラーパレット。溶け込むようになじんで、表情の動きに追随するから、動きが多い目の下のカバーに最適。

アルブラン クラリティブラン カモフラチップ

ALBLANC クラリティブラン カモフラチップ
ALBLANC クラリティブラン カモフラチップ

6g / ¥3080(編集部調べ)

つややかな質感で伸びが抜群にいい。薄膜が肌に一体化して、しっとりした保湿感もある。目の下のたるみのほか、乾きが気になる大人世代にも。

目の下のたるみを隠してリフトアップも叶えるためのコンシーラー選びのポイント

ヘアメイクアップアーティスト 金澤美保さん

一番大切なのは、明るいカラーを選ぶこと。たるんでいる部分には必ずへこみによる影があるので、そのへこみに明るいカラーでボリュームをプラスすることで、ふっくらとした印象になり、たるみが目立たなくなります。また、目の下のたるみが気になる方の肌は、柔らかく弾力が少なくなっている傾向にあります。そこに厚みのあるコンシーラーをのせると重たくなってしまうので、薄づきでつややかな質感のコンシーラーを選ぶのがおすすめです。チップタイプのコンシーラーは、液をしごいた後、手の甲でなじませてからつけるのもポイント。いくらいいコスメを使っても、使い方次第では仕上がりの美しさが半減してしまうことも……。ひと手間を加えて、コスメの良さを最大限引き出してメイクしてくださいね。


コンシーラーはもう隠すためだけのものじゃない!

ヘアメイクアップアーティスト 金澤美保さん

2024年上半期はコンシーラーが大豊作の年でした。特に、質感の進化が凄まじくコンシーラーに必要なカバー力は持ちながらも、肌に溶け込むようになじむアイテムが増えました。
もともと塗り方次第で立体感はつくれるので、現場ではやっていましたが、塗っています感がないアイテムが増えたおかげで、自然なリフトアップメイクがテクいらずでできるようになりました。そのほかにも、みなさんのメイクの偏差値が上がり、「ベースメイクで立体感を仕込む」という意識が浸透しているように感じて、より自由に楽しくベースメイクができるようになったんだと思います。


撮影/市谷明美 モデル/青木春香(VOCEアンバサダー) ヘアメイク/金澤美保(MAKEUPBOX) 取材・文・構成/剱持百香

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