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超感動鉄旅!【JR九州 特急かんぱち・いちろく】ゆふ高原を五感で堪能!

  • 2024.6.29

みなさん、はじめまして! リビングふくおか・北九州Web 地域特派員の乗り鉄まどみちゃんです。 ニックネームでおわかりの通り、鉄オタです。 鉄道や沿線の情報をメインに、あまりディープな世界にならない程度にお伝えしていきたいと思っています。 これからどうぞよろしくお願いします!

デビュー投稿に選んだのは、我らがJR九州・久大本線に誕生した豪華なD&S列車誕生の話題。 その名も特急「かんぱち・いちろく号」! 今年4月26日にデビュー。博多〜別府を結び、大型連休中はほぼ満席だったという、待望の観光列車に満を持して乗ってきました!

出典:リビングふくおか・北九州Web

え?これ、列車の中なん?

列車の中に一歩足を踏みいれると、一気にラグジュアリーな別世界で視界がいっぱいに! そしてなんだかいい香り~。 靴で踏むのがもったいないくらいの、ふっかふかの絨毯が敷きつめられた床。

大分・別府エリアの火山や温泉をモチーフに、大分の県旗にも使われている赤をベースとした、これまたふっかふかの重厚感あふれるソファー。こちらの座席は1号車2~3名用シート。 ゆったり広々とくつろげます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

テーブルには大分県産の杉が使われているそうで、どうやらいい香りの正体はこれだったようです。

マジで!?車両ごとに座席が違っとる!!

3号車は、落ち着いた緑の半個室型BOXシート。 こちらは、福岡・久留米の雄大な平野や山々をモチーフとし、福岡の県旗にも使われている青をベースとしているんだそう。

こちらのテーブルには福岡産の杉を用いているとのことで、2~4名用があり自分たちだけの空間でゆっくり過ごせます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

そのほかにも、家族やグループで使える畳個室も! 子ども連れにはうれしい計らいですね。 車両ごとにまったく違った趣がたのしめるのも、この列車の大きな魅力と言えるでしょう。

樹齢約250年の杉が鎮座!? スケールデカすぎビュッフェ車両!

2号車は、ゆふ高原線の美味しい食べ物や飲み物、そしてグッズを提供しているビュッフェ車両。 由布院・日田エリアの風土がモチーフとなっている「ラウンジ杉」。

出典:リビングふくおか・北九州Web

木のあたたかみが感じられつつ、洗練された雰囲気MAXのこの車両。 実はこのカウンター、なんと樹齢約250年の杉の一枚板でできているんだそう! 車両いっぱいに横たわり我々を出迎えてくれる圧巻のスケール。

そして両壁一面の車窓には、初夏の青々とした雄大なゆふ高原が目の前いっぱいに広がります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ここでいただく車内販売の「八鹿吟醸」は、ひかえめに言って超格別。五臓六腑にしみわたります。客室乗務員さんから聞ける沿線情報やたのしい会話もこの旅の醍醐味です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こんなの、箸つけれんて!

この旅は、どこまで私たちを感動させれば気がすむのでしょうか。 ランチに運ばれてきたのは「育まれた命を最高のひと皿へ昇華させた」という、かんぱち・いちろく特製お重。その美しすぎる佇まいに、私の感動メーターは限界突破です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

今回味わったのは、福岡の名店 FUCHIGAMIさんの、日田杉製二段重で提供されるイタリアン。

福岡・大分の旬の食材をふんだんに使用してあり、それはまさに、この沿線の雄大な景色をお重の中に落とし込んだ絵画。

出典:リビングふくおか・北九州Web

こんなん、食べられるわけないやん!としばらく愛でさせていただき、惜しみながら箸をつけました。 舌鼓を打ちまくったのは言うまでもありません。 ちなみにメニューは、福岡・大分の人気店のシェフが日替わりで担当するんだそう。

オ・モ・テ・ナ・シ・エ・キ

この旅はけっこう忙しい。というのも、料理に感動したら次は追い感動が待っているから。 その名も「おもてなし駅」。

途中、「田主丸駅」と「恵良駅」にそれぞれ10分程度停車し、地元の人がホームに特産品などを用意して大勢で出迎えてくれる。

出典:リビングふくおか・北九州Web

そこでお土産を買ったり、地元の人たちとの会話を楽しんだりと、まさにおもてなしを受けることができるのもこの旅の大・大・醍醐味。 子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、みなさんの熱烈大歓迎ぶりにこの列車への愛をひしひしと感じ、感動が止まらない。

出典:リビングふくおか・北九州Web

車内の装飾、杉の香り、車窓からの風景、食事、ディーゼルエンジンの音、沿線から手をふってお見送りしてくれる地元住民のみなさん、そして客室乗務員さんの心配りと地元の方のおもてなし。 列車のなかに足を一歩ふみ入れたときから降りるまで感動はつづき、約5時間の旅はあっという間だった。

みなさんも、ゆふ高原線を五感で味わいつくす感動鉄旅で、自分をよろこばせる贅沢なひとときはいかがでしょうか。

■特急かんぱち号

博多→由布院・大分・別府

(月)(水)(土)運行 1日1便

■特急いちろく号

別府・大分・由布院→久留米・博多

(火)(金)(日)運行 1日1便

□1名あたり旅行代金(全席要予約)

BOX席(2~6名)・ソファー席(2~3名)大人18,000円 こども15,000円

畳個室(4~6名)大人23,000円 こども19,000円

予約は「かんぱち・いちろく専用ホームページ」から

URL https://www.jrkyushu-kanpachiichiroku.jp

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