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断捨離中の心を削る「もったいない」。前向きに物を手放すルールとは?【作者インタビュー】

  • 2024.6.28
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日常の何気ない風景のなかにも喜びや驚き、発見がある。『アラフォーまきこのごゆるり家事』は、家事や育児など日々の暮らしを漫画にしたコミックエッセイだ。著者は、日雇いの仕事をしながらX(旧Twitter)やInstagramなどで漫画を発信する柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。読む人をやさしい気持ちにさせる、オフビートでゆるい空気感で人気を呼んでいる。

第6話は、断捨離のお話。なかなか捨てられないものを、うまく手放すコツとは?

柿ノ種さんは、金物ごみの回収日を“プチ断捨離の日”とし、次々に「捨て」「残し」と振り分けていく。判断するときは、柿ノ種さんなりの基準があるそう。

「もったいない…と思い始めると自分の心も削れていく気がするので、迷ったら深く考えずにゴミ袋へ。まだまだ使えるものなら、リサイクルショップへ持っていきます。数百円にしかならなくても、気持ち的には楽です」

「残し」は使う見込みのあるものだが、「残し」ジャッジが数回続いても使用しなかったら捨てることにしている。断捨離をしていると「なんでこれを買ったんだろう…」と後悔することも。だが、断捨離を続けていると、新しく物を買うときに、慎重に選ぶようになった。たくさん買い物をして失敗もしてきたが、いい勉強になったという。

結婚を機に断捨離により興味を持つようになった柿ノ種さん。夫婦ともについつい物を溜め込んでしまう性格なのだが、定期的に断捨離することで家の中をスッキリさせている。だが出産後は、あっという間に身の回りに物が増えた。

「必要不可欠なものばかりなので仕方ないのですが…。子どもが乳児期のうちは断捨離はあきらめて、手を伸ばせば必要な物に手が届く…みたいな生活を送っていました。出産は母体にもダメージが大きいうえに、私は基礎体力がなかったので、産後は万年床で巣ごもり状態でした。当時は部屋がひどい状況でしたが、子どもが成長してきた現在は、断捨離が自分の気分転換にもなっています」

ズボラさんでも真似できそうな、簡単&手抜き家事を紹介する漫画でありながら、どこか丁寧さも感じられる柿ノ種さんの作品。本作をまとめた書籍も発売中なので、気になる人はチェックしてみよう。

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