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20代娘が60代母の最期を看取る…最後に言いたかった言葉とは

  • 2024.6.28
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寝たきりになった母のため、実家へ戻り父とともに介護をしていた、キクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さん。少しずつ体調が変化していく母を目の当たりにし、最期の時が近づいてきていることを感じていました。そして、その日は突然に訪れます。父とともに母を看取ったキクチさん、そして周囲の人が感じたこととは…?自宅介護のリアルを描いた『20代、親を看取る』どうぞごらんください。

最期の時は突然に…

キクチさんがトイレに行っていた時に聞こえてきた、父の声。「まだ逝っちゃダメだ!」という叫び声を聞き、キクチさんは母の元へと急ぎます。呼吸は途切れ途切れになっており、最期の時を悟ります。そして、母の手を握り、感謝の言葉を伝えました。

突然やってきた最期の時…母はキクチさんが来るのを待っていたかのようにも見えますよね。

自宅で亡くなった場合にやるべきこととは?

死亡確認をお願いするため、看護師さんに電話をかけたキクチさん。急なことだったため、ヘルパーさんには先ほど亡くなったことをその場で伝えることとなってしまいました。自宅で亡くなると、さまざまな手続きを自分でやる必要があるのですね。

大事な家族が目の前で亡くなるというのは、悲しくて受け入れがたいこと…。キクチさんと父も、自宅介護を通して母と一緒に過ごすなかで、きっと何度も死について考え、向き合っていたのでしょうね。

周囲の対応に感動した

ヘルパーさんから「とてもすてきな関係だと思います」と、言葉をかけてもらったキクチさん。家族の介護は本当に難しい問題です。キクチさんのように、自宅介護をするという選択は誰でもできることではないですよね…。

さまざまな家族を見てきたヘルパーさんの言葉は、介護を頑張ってきたキクチさんたちにとってもうれしい言葉だったはず。また、故人や家族を気遣ってくれた医師や看護師の対応もありがたいですよね。

自宅介護は大変なこともたくさんあり、現実的に難しい…という方もいると思います。自宅介護はあくまでも選択肢の一つであり、自分や家族の状況を見て、ベストな方法を選ぶことが大事ですよね。大切な人との、最期の時間を後悔しないように過ごすために、自分には何ができるのかを考え、無理をしないことが一番なのではないでしょうか。

著者:ママリ編集部

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