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【MLB】「トレードで入手可能な強打者」ゲレーロJr.1位、ロベルトJr.2位、アロンソ3位 米メディアが今夏の市場を予想

  • 2024.7.1
ブルージェイズのゲレーロJr.(C)Getty Images
SPREAD : ブルージェイズのゲレーロJr.(C)Getty Images

米スポーツメディア『ブリーチャー・レポート』は14日(日本時間15日)、今夏のトレード市場を分析。「入手可能と予想される打者トップ10」と題して、記事を公開した。1位には2021年シーズンに大谷翔平投手(ドジャース)とMVPを争ったブラディミール・ゲレーロJr. 内野手(ブルージェイズ)を挙げた。トレードデッドラインは7月末に迫っており、各球団の動向が注目される。

■昨夏は投手が主役、今夏はインパクトのある打者

まず、『ブリーチャー・レポート』は昨夏と今夏の違いに言及。昨年はトレード期限を前に「マックス・シャーザー、ジョーダン・モンゴメリー、ルーカス・ジオリト、ランス・リン、マイケル・ローレンゼン、ジャック・フラハティが全員、終盤戦に向けて新しいチームを見つけた」と記し、投手の移籍が活発だったと振り返った。その上で「今年の大きな話題は、インパクトのある打者になるかもしれない」とした。
今夏のトレード市場における主役は打者とした同メディア。獲得可能と予想される選手をランキング化し、その中でもトップ10人を紹介した。
1位に挙げられたのはゲレーロJr.で、記事は「残りの契約期間とフランチャイズの顔としての地位を考えると要求額は極めて高くなるだろうが、ブルージェイズがバーゲンセールでトレード市場を揺るがしたとしても驚かない」とし、チームがトレードに応じる可能性に言及した。
ゲレーロJr.といえば、打率.311/出塁率.401/長打率.601、本塁打48、打点111を記録し、大谷とMVPを争った2021年の活躍が印象深い。また、21、22、23年と3年連続でオールスター戦に選出されるなど、まさにチームの顔となっている。
フリーエージェント(FA)になるのは来オフで、本来であればトレードを断行する理由は希薄。ただ、チームは今夏のトレード市場において、いわゆる売り手に回るという話が出ている。その際には「再建のために今が売り時」という判断が下される可能性も十分あり、ブルージェイズとゲレーロJr.の動向に注目が集まっている。

■悲惨ホワイトソックス、再建へ放出やむなし

2位はゲレーロJr.よりグッと現実性が増しているルイス・ロベルトJr.外野手(ホワイトソックス)。キャリアを通じてケガに悩まされることも多いが、38本塁打を放ち、大谷と本塁打王を争った昨季のように、健康体であればハイレベルな実力を発揮することは確実。
記事は「ホワイトソックスは 122 敗のペースでシーズンを過ごしており、史上最悪チームの1つになりつつある。つまり、トレード期限までに手放せないという選手はロースターに誰もいない」と指摘。「その中でも最も価値のあるトレード要員は間違いなくルイス・ロベルトJr.」とし、チーム状況を鑑みて放出やむなしと指摘。争奪戦に発展することを予感させた。
3位はメッツ生え抜きのピート・アロンソ内野手で、4位はボー・ビシェット内野手(ブルージェイズ)となった。5位ブレント・ルッカー外野手(アスレティックス)、6位ジャズ・チザムJr.外野手(マーリンズ)、7位テイラー・ウォード外野手(エンゼルス)、8位J.D.マルティネス外野手(メッツ)、9位エリアス・ディアス捕手(ロッキーズ)、10位ルイス・レンヒーフォ内野手(エンゼルス)となった。

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