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【MLB】「8月には新しいユニフォームを着ている」菊池雄星、トレード期限までに移籍か 大谷翔平から2Kの剛腕も新天地へ 元GMが予測

  • 2024.7.1
ブルージェイズ・菊池雄星(C)ロイター
SPREAD : ブルージェイズ・菊池雄星(C)ロイター

米スポーツメディア『ジ・アスレチック』は26日(日本時間27日)、「球団幹部たちはクロシェ、チザムJr.のほか16人の選手がトレードで動く可能性が高いと予測」と題して、記事を公開。現地7月30日のトレード期限までに、新天地へ移る可能性が高い選手を紹介した。先発投手部門では菊池雄星投手(ブルージェイズ)の名前も挙がった。

■トレードに関して球団幹部35人にアンケート

レッズやナショナルズでGMを務めたジム・ボウデン氏は今回、球団社長やGM、GM補佐ら幹部35人にアンケートを実施。「トレード期限までに移籍すると思われる選手の中で、最高の先発投手、リリーフ投手、野手を挙げるように依頼した」という。
その結果を受けて、記事では名前が挙がった選手たちを紹介。先発投手部門1位はギャレット・クロシェホワイトソックス)となった。
24日(同25日)のドジャース戦でも大谷翔平投手から2三振を奪うなどア・リーグ最多130奪三振を誇る剛腕について、ボウデン氏は「入手可能な最高の先発投手として球団幹部たちから圧倒的な支持を得た。そして、トレードされる可能性がもっとも高く、彼は移籍すると思われる選手たちの中で最大のリターンを球団にもたらす存在と見込まれている」と指摘した。
トレード市場において「売り手」に回ることが確実なホワイトソックスが、チーム再建のためにクロシェを放出し、代わりに複数の若手有望株を手にすることは、もはや既定路線となっているようだ。

■33歳の左腕は「制球力が劇的に向上した」

同じく先発投手部門では菊池が5位にランクイン。同氏は「今季は好調で16回の先発でFIP(守備の影響を排除し、被本塁打・与四死球・奪三振のみで投手を評価する指標)3.52、防御率4.00を記録している」と評価。奪三振や与四球にも触れつつ「彼の制球力は過去2年間で劇的に向上した。トロントがこのまま負け続ければ、この33歳の左投手は8月には新しいユニフォームを着ることになるだろう」と記した。
チームは36勝43敗とア・リーグ東地区でまさかの最下位。苦しい状況でも菊池は先発ローテーションをしっかり守っているが、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手やボー・ビシェット内野手というチームの顔にも移籍話が出ており、ブルージェイズが「売り手」に回るのか、ポストシーズン進出を断念することなく「買い手」に留まるのか、そこが今回のトレード市場における最大の注目ポイントとなっている。
そのほか、野手部門ではマーリンズのジャズ・チザムJr.外野手のほか、ドジャース行きが噂されているルイス・ロベルトJr.外野手(ホワイトソックス)やランディ・アロサレーナ外野手(レイズ)の名前が挙がった。

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