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【MLB】大谷翔平に先頭弾を浴びたホ軍右腕「罰を受けた」とガックリ ロバーツ監督は「ショウヘイは地球上で最も危険な打者」と賛辞贈る

  • 2024.6.28
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ドジャース・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports
SPREAD : ドジャース・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ドジャース大谷翔平投手が26日(日本時間27日)、敵地でのホワイトソックス戦に「1番DH」で先発出場。2試合連続の25号先頭打者アーチを放ち、これで球団新記録となる10試合連続打点をマークした。
この日は2打数1安打1打点2四球の活躍で、チームの勝利(4-0)に貢献した。MLB公式サイトなど米複数メディアが試合の様子を伝えている。

■オズナに4本差の25号で独走態勢

試合開始直後、大谷の第1打席。フルカウントからの6球目、相手先発右腕エリック・フェッディ投手の甘く入ったカットボールを完璧に捉えると、打球は右中間へ向かってグングン伸びた。打った瞬間に本塁打と分かる一撃はスタンド中段まで飛び、2日連続の先頭弾となった。
ナ・リーグ本塁打王争いで2位のマルセル・オズナ外野手(ブレーブス)に4本差を付ける25号。独走態勢を築く一発は今季100安打目となり、同時に球団新記録となる10試合連続打点となった。
被弾したフェッディは「実際のところ、投球をしている時は、そういったこと(大谷の球団新記録)は考えないようにしている。ただプランを持って臨み、それを実行しようとしただけ。試合の始まりで、いきなりカウント3-2になることはあまりない。リードオフマンだし、彼を出塁させたくないと思ったが、彼はパワーがあるので、結果として罰を受けた」と振り返った。

■先頭弾でエネルギーを一気に注入

デーブ・ロバーツ監督は試合後、大谷について「先頭打者アーチでチームにエネルギーを一気に注入した。ショウヘイは現在、本当に絶好調でバットが振れている。先頭打者アーチや10試合連続打点などすべてが素晴らしい」と称賛した。
実はMVPトリオの一角、フレディ・フリーマン内野手も6月は打率.333、6本塁打、17打点と爆発しているが、大谷の勢いに霞んでいる状態。ロバーツ監督も「ショウヘイが今のような活躍をしていなければ、フレディもここ最近は週間MVP候補になっていただろう。しかし、ショウヘイは今や別次元の選手となっている」と話し、驚きを隠せなかった。
「ストライクゾーンにボールを投げれば、彼は強く打ち返すだろう。彼が見せている(ゾーンに対する)規律が、彼を地球上で最も危険な打者にしているんだ」と話し、見極めが出来ていると分析した。
25本塁打と打率.322でリーグ2冠をキープし、さらに61打点はトップに3差となった。3冠王も視界に捉えた大谷。自身の好調ぶりについては「シンプルにストライクを振るというのが一番のポイントだと思うので、そこさえ出来ていれば、ある程度はいいスイング、いい構えが出来ている証拠だと思う」と分析した。

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