【比較写真】『チャングム』イ・ヨンエ、20年経っても変わらぬ若さと美貌

テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『宮廷女官チャングムの誓い』は、朝鮮王朝第11代王・中宗（チュンジョン）の時代に実在したチャングムという女性の成長を描いた時代劇である。

本作は、2003年から2004年にかけて韓国のMBCで放送された作品で、好奇心旺盛で何事もあきらめずにやり遂げる主人公のチャングムを見事に演じていたイ・ヨンエ。彼女の演技は本当に魅力的だった。

元々は雑誌のモデルとして表紙を飾ったり、化粧品のCMに出るといった活動をしていたイ・ヨンエは、『宮廷女官チャングムの誓い』の前にも多くのドラマに出演している。

朝鮮王朝第15代王・光海君（クァンヘグン）の時代を舞台にした『宮廷女官キム尚宮』では、キム尚宮を演じ、チャン・ドンゴンが主演を務めた『ドクターズ』では内科医のチャ・ミンジュに扮している。

さらに、ソン・チャンミンが出演していた『私が生きる理由』ではホステスのチャン・エスクを演じ、イ・ヨンエ自身が主演を務めた『火花』では放送作家のパク・ジヒョンに扮していた。

『宮廷女官チャングムの誓い』に出演したことで国民的女優として人気を得たイ・ヨンエ。その後も、これまでに積んできた経験を生かして素晴らしい演技を見せている。

500年前と現代を舞台にした『師任堂（サイムダン）、色の日記』では、500年前の天才画家で紙工房を運営するシン・サイムダンと現代の韓国大学韓国美術非常勤講師ソ・ジユンの2役を演じた。

さらに、Netflixで配信されている『調査官ク・ギョンイ』ではNT生命保険調査官で元刑事のク・ギョンイに扮し、ヴァイオリニストから指揮者に転向した女性の活躍を描いた『マエストラ』では、主人公のチャ・セウムを演じた。

女優として常に演じるキャラクターを見せてくれるイ・ヨンエ。『宮廷女官チャングムの誓い』の放送から20年たった今でもその美貌は健在だ。これからも彼女の活躍にぜひ注目したい。

文＝大地康