1. トップ
  2. おでかけ
  3. 「シェアサイクル」ユーザー増加中 まだまだ知られていない“便利な使い方”3つご紹介♪

「シェアサイクル」ユーザー増加中 まだまだ知られていない“便利な使い方”3つご紹介♪

  • 2024.6.28
シェアサイクルのイメージ
シェアサイクルのイメージ

東京などの都市部を中心に日常的に利用する人が増加している「シェアサイクル」。ちょっとした移動はもちろん、さらに幅広い使い方に活用するケースも増えているようです。

シェアサイクル、利用者拡大中

都市部を中心に導入されているシェアサイクルのシステムは、必要なときに近くのサイクルステーション(ポート)で自転車を借りて乗り、使い終わったら任意のスポットに返却するというサービスです。

自分自身で自転車を所有する必要がない上に、好きな場所で借りられて返却は別の場所でもOK。スマートフォンで専用アプリをダウンロードし、アカウントを作成することで利用可能と非常に手軽なため、日々の通勤などで活用している人もいるほどです。

自転車産業振興協会が行ったシェアサイクルに関する調査によると、「サイクルステーションが便利な場所にある」「料金が安い」などの要素に重点を置いてシェアサイクルサービスを利用する人が多いことが分かっています。

またCO2削減など環境面で役立つ」ことを高く評価している人が一定数いることも分かりました。

シェアサイクルのシステムは、個人のための自転車を製造・販売し数年後に廃棄されるこれまでの消費スタイルとは異なるため、環境への負荷軽減にもつながります。さらには、駐輪場の不足や交通渋滞、電車の混雑などの都市問題を解決する一助ともなっています。

「ちょっとの移動」に便利

前述の通りシェアサイクルは、通勤やちょっとした移動に非常に便利です。例えば、自宅から最寄り駅までの移動や、オフィスから1駅程度の距離での所用を済ませる際。

徒歩で行くにはやや遠いけど、電車に乗ると逆に遠回り、かといってタクシーに乗るほどではない。そんな距離の移動にシェアサイクルはちょうど良い乗り物なのです。

自転車に乗ることで軽い運動にもなり、ちょっとしたリフレッシュにもなります。運動不足を感じている人は、シェアサイクルを使って移動時間をエクササイズ・タイムと兼ねるのも妙案です。

自分で所有する自転車では、勤務先周辺で利用するとなれば現地まで運んでくる必要があります。そして自宅周辺で乗りたいとなれば当然、持って帰る必要も。その点シェアサイクルなら好きな場所で乗って好きな場所で返却可能。借りた場所へ返さなくてはならないレンタサイクル以上にユーザーが増えたのも納得の利便性と言えるでしょう。

もっと便利な活用法3つ

シェアサイクルのイメージ
シェアサイクルのイメージ

ちょっとした移動以外では、どのような活用方法があるでしょうか。

比較的知られた例としては、ウーバーイーツなどの配達員として利用するケースです。シェアサイクルで導入されている自転車はほぼ電動アシスト式タイプなので、急な坂道や重い荷物を背負った場面でも頼もしい推進力。自身で購入しようとすると10万円以上の出費も覚悟しなければならない電動アシスト自転車ですが、シェアサイクルなら必要なときに必要な時間だけ使えます。

ぜひ試してみたいのは、旅行先での活用です。自転車なら小回りが利くので、ちょっと立ち寄ってみたい近隣スポットも諦めずに済みます。駐車場が見つからず焦ることもなく、偶然見つけた路地裏で記念撮影することも可能。

特に大都市や観光名所が集中している場所では、シェアサイクルを利用することで自由度の高い観光が楽しめて、コスパもタイパも良く広範囲を回れます。

もう一つ、意外に便利な使い方としては電車が何らかの事故などで運休してしまった場面です。

例えば自宅の最寄りまであと3駅のところで電車が止まってしまった場合、運転再開を待つと約1時間、駅前のサイクルステーションから自宅近くのサイクルステーションまで自転車で走れば約15分。早く帰宅したい日なら特に、シェアサイクルを選ぶのが正解ではないでしょうか。

まだまだ便利な活用方法が発見されそうなシェアサイクル。何より、普段は電車や車で通り過ぎてしまう町並みを自転車で眺めながら走るのもなかなか気持ちの良いものです。

(岩井なな)

元記事で読む
の記事をもっとみる