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父が倒れて救急搬送。私「パートを休ませてください」店長「分かった。じゃあ、、」→ 衝撃の返事に絶句!

  • 2024.6.28
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「子どもが熱を出した」「突然身内に不幸があった」
さまざまな事情で急遽仕事を休まざるを得ないケースもありますよね。
しかし、上司によっては理解してもらえず、苦しむことも……。
今回は、筆者の友人から聞いたエピソードをご紹介します。

画像: 父が倒れて救急搬送。私「パートを休ませてください」店長「分かった。じゃあ、、」→ 衝撃の返事に絶句!

育児に奮闘するママ

私は30代のワーママです。

今年5歳になる息子の妊娠が発覚してから、それまで勤めていた会社を退職しました。

息子が3歳になったころ、近くのコンビニでパート勤務するように。

夫は多忙で、ほぼワンオペ育児状態でしたが、幸い実家も自宅から近く。

両親が孫をたくさん可愛がって面倒を見に来てくれるので、何とか毎日頑張れていました。

仕事がかなりブラックだった

一方、仕事はなかなかハード。

男性店長がかなり偏屈な方で、ミスをすると新人でも関係なしに怒鳴ってくるのです。

そのため、せっかく入ってきてくれた子もすぐに辞めてしまうように。

その分、シフトはほかの従業員で補う必要があるので、少ない人数で仕事をするのは大変でした。

そんなある早朝、母から電話が。

「朝4時に何の用だろう?」
と不思議に思いつつ出てみると……。

急遽病院に行くことに!

「お父さんが倒れたの!」

なんと、父が突然倒れ、意識のない状態のまま緊急搬送されていたのです!

母はかなり狼狽えているようで、なかなかうまく話してもらえず。

私はすぐに病院へ向かう旨を伝え、店長に連絡しました。

今まで急にお休みをもらうことはありませんでしたが、今回ばかりは緊急事態。

場合によっては最悪の状況も考えられるなか、すぐに病院へ向かおうとすると、店長から電話が。

支度しながら出てみると……。

店長のキツイ対応に困らされた……

「こっちも忙しいのに!」
「はーあ、仕方ないか」
「じゃあ代わり探しておいて」

なんと『休むなら自分で代わりを探せ』と指示してきたのです!

パート勤務をするうえで、このような話は聞いたことがありませんでした。

規則にもないと思い、訴えますが『代わりを探さない限り休ませない』と頑固拒否してくる店長。

確かに代わりの人を探すのは大変だと思いますが、話が通じず、どうしようか悩んでいると……。

「妻から話は聞きました」
「それは違反に当たる行為ですよ」

電話を代わってくれたのは夫。

実は、夫は弁護士!

法律に強い夫が一連の話を聞いていて、『労働者に代わりのスタッフを探させるのは、労働基準法の違反に当たるのではないか』と指摘してくれたのです。

夫から弁護士と名乗られた途端、タジタジになる店長。

結局お休みをいただき、無事に父のもとへ行くことができました。

あれから父は意識を取り戻し、脳梗塞だったにもかかわらず、奇跡的に後遺症なく元気に過ごせています。

私はその1件以降、何となく居づらくなり別のコンビニで働くことに。

今の店長は優しく融通の利く方なので、同僚たちと穏やかに楽しく働けています♪

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい

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