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職場環境が改善されて思う「あのとき余裕があったら」ワーママの気づき|女女平等

  • 2024.6.27

このお話は主人公・横島ゆりこが子持ちパートの松村さんとの出会いや、自身の妊娠・出産を通して、働く女性の生きづらさを実感しながら成長する過程を描いています。ゆりこが会社をやめる決意をしてから2週間後、他部署からの応援と派遣社員が来ました。人員が増えたことで業務は安定し、ゆりこも安心して仕事ができるようになりました。そして、松村さんがいた時も人員に余裕があれば、きつく当たることもなかったかもしれないと反省しました。神谷もち(@mochidosukoi)さんによる作品『女女平等』第58話をごらんください。

ゆりこは自分が負担を負わされる方と、負わす方の両方を体験し「心に余裕がないと人に優しくできない」と学びました。

それまでは、独身社員も子持ち社員も責任や権利は平等に分かち合うべきだと考えていました。しかし今は、それぞれの事情に配慮することの大切さを実感している、ゆりこなのでした。

働く女性の生きづらさを解消するには?

このお話は、女性管理職の横島ゆりこが妊娠・出産を経験して、女性の働き方やジェンダーに向き合う姿を描いています。独身時代のゆりこは、未婚・既婚に関わらず、平等に仕事の責任を分かち合うべきだと考えていました。そのため、時短勤務の子持ちパート・松村さんにも厳しく接していました。

その後しばらくすると、今後はゆりこが授かり婚をすることに。出産ギリギリまで働くつもりでいても、つわりで休職せざるを得ず、産後も保育園に入れないなど苦しい状況が続きます。職場復帰後も思うように働けない中、働き方を変えるように提案されるなど、キャリアは思い通りにならないことの連続に。

ゆりこは、働く母という立場になって初めて、育児しながら働くことの苦労を実感しました。そして、立場は違えど女同士、いろいろな状況の人の気持ちに寄り添える人になりたいと思えるようになったといいます。『女女平等』は、ゆりこの働き方や価値観の変化を通じて、育児と仕事の両立に悩む人に勇気を与えてくれる作品です。

著者:kotti_0901

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