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やめたら肌の調子がいいです!【美容家直伝】40代の肌がきれいに見える「セルフ美容」

  • 2024.6.27

美容のプロに任せるキレイ作りも嬉しいけれど、自分で自分をキレイにできた時の嬉しさは格別。そこで、日中美容研究家である濱田文恵さんに、女性の自分磨きを応援するための「セルフ美容法」を教えていただきました。

初夏は揺らぎ肌の季節。揺らぎ中の肌育法

ジメジメとした梅雨や初夏などの季節の変わり目、お肌がなんだか揺らいでしまう…というかたも多いのではないでしょうか。

実は梅雨の始まる6月から初夏にかけては、紫外線(UV-B)量が増えてくる時期。そのため、お肌に紫外線のダメージがかかり、日焼けや肌のごわつきが気になりがちに…。さらに、気温の上昇によって汗の量が増え、ニキビの原因である皮脂分泌も高まることため、お肌は揺らぎやすくなってしまうのです。

©濱田文恵

肌育法1. スキンケアコスメを変える

さっそく、お肌が揺らいだ時のベストなスキンケア方法をお伝えしますね。

いつものスキンケアなのに、使い心地に違和感を抱いたなら、それは肌が揺らいでいるサイン。無理に使い続けては、肌トラブルの元になりかねません。いつものスキンケアコスメを一旦お休みして、揺らぎ肌にアプローチしてくれるスキンケアコスメを取り入れましょう。

梅雨の始まる6月から初夏にかけて、特に筆者がおすすめしたいのは、今年の3月にリニューアルされたばかりの「薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション」。

©濱田文恵

コーセー独自の美白・肌あれ防止 甘草由来有効成分 “W-グリチルレチン酸ステアリル”を配合するだけでなく、国産ハトムギエキスも高濃度配合しているので、揺らぎ肌だけでなく、同時に美白ケアまでアプローチしてくれる薬用化粧品なんです。

既存の雪肌精のようにみずみずしい使い心地はそのままに、さらにうるおい持続効果が高まっているので、億劫になりがちなじめじめする日のスキンケアでも、気持ちよく使えますよ。

日頃から、肌が揺らぎやすいかたは、同じく雪肌精から発売されている「雪肌精 クリアウェルネス モイストリペア ミルク」がおすすめ。

©濱田文恵

同じく肌あれ防止有効成分グリチルリチン酸ジカリウムが配合されているのですが、こちらは新生児にも使えるほど低刺激処方になっていて、つらい敏感肌をやさしくうるおしてくれるような薬用保湿ミルクです。

肌も毎日の気持ちのように敏感に変わるもの。ぜひ、今の自分の肌に合わせてスキンケアコスメを取り入れてみてくださいね。

肌育法2. ファンデーションを変える

毎日のベースメイクで欠かせないファンデーションは、パフや手による摩擦で揺らぎがちな肌をさらに悪くさせてしまうことも……。

そこで、メイクの際の肌に触れる指の圧や、塗り方を工夫するといいのですが、そうは言ってもプロのヘアメイクさんではないので、難しい時もあることでしょう。とは言え、ファンデーションと言えば、“肌に塗るもの”というイメージが強いと思いますが、実は塗るだけでなく、“浴びる”ことで、ベースメイクを仕上げることもできるのです。

筆者の肌が揺らいでいる時に使っているファンデーションをご紹介しますね。それが『ヤーマン』の「ミネラルエアーファンデーション」。

©濱田文恵

充電式のミストタイプのファンデーションで、専用の機器に肌色のレフィルを10滴程度入れ、電源を入れたら顔全体にスプレーするだけで、ベースメイクが仕上がるという全く新しいメイク体験ができちゃいます。

©濱田文恵

これなら、肌が揺らいでいる時でも、手やパプを極力使わずにファンデーションが楽しめますよね。またミネラルエアーファンデーション自体にSPF30・PA+++の日焼け止め効果があるので、紫外線による揺らぎダメージにも対応しているのが頼もしいポイント。

©濱田文恵

左が素肌の状態で、右が『ヤーマン』の「ミネラルエアーファンデーション ライトオークル」を浴びた肌。肌が揺らいでいなくても、ファンデーションを塗るのが苦手なかたにもおすすめ。使い方に慣れてしまえば、ムラなく均等なツヤ肌が簡単にできちゃいます。

直営店でお試しできるので、近くに行かれた際には、ぜひお試しくださいね。

肌育法3. 腸活で肌のバリア機能を高める

今までご紹介した肌育法は外側からのケアでしたが、“肌は内臓の鏡”という言葉があるように、肌と内臓は繋がっているので、腸内環境が乱れることでも、肌が揺らぎやすくなってしまいます。

もう少し詳しくお話しすると、生活習慣の乱れなどで腸内に悪玉菌が増えると、悪玉菌がタンパク質を餌にして有害物質(フェノール類)を作り出してしまいます。そしてその有害物質が血の流れにのって全身を巡り、最も外側にある肌にも影響してくるというわけです。

腸内環境をよくするには、まずは生活習慣の見直しが大切です。良い腸内環境には、善玉菌が欠かせません。善玉菌を増やすには、発酵食品や水溶性食物繊維を食品から摂ることが大切。例えば納豆や味噌、海藻類やもち麦など、身近な食材でOK。無理のない範囲で食生活を整えてみましょう。

初夏にかけて暑さが増すために冷たい飲み物やアイスクリームなどの過剰摂取には気をつけてくださいね。

©濱田文恵

また「腹7分目」で食事を終えることも腸内環境を整えるにおいて大切なことです。毎日の食事を「腹7分目」にすると、腸の動きが活発になり、そのおかげで腸内の悪玉菌の滞在時間が短くなり、結果的に腸内環境を整えることにつながります。

“揺らぎ肌”におすすめのツボ

また、筆者のルーツである東洋美容からのアプローチもおすすめ。簡単に取り入れられるツボを2つご紹介しますね。

©濱田文恵

・関元(かんげん)
お臍より指4本真下にあるツボ。刺激をすることで、小腸の働きを高める“気”を集めてくれる働きがありますよ。小腸の働きが高めることは、食べたものからの栄養吸収を助けることに繋がります。栄養の吸収がうまくできないと、健やかな肌を作れないだけでなく、老廃物も増えてしまいますよ。

・天枢(てんすう)
お臍より指3本外側にあるツボ。お臍の左右にあります。刺激をすることで、大腸の働きを高める“気”を集めてくれる働きが。大腸の働きが高まれば、便秘に悩むことがなくなるので、結果的に悪玉菌の原因を減らすことに繋がりますよね。悪玉菌が減れば、肌も揺らぎにくくなるので、ぜひ刺激をしてあげてくださいね。

今回、紹介したツボはともにお腹にあるので、お腹を触って手よりも冷たいかたは、ホッカイロで積極的に温めてあげてもいいかもしれません。特に梅雨時期から初夏にかけて、気温が暑くなることで無意識のうちにお腹を含めた体を冷やすかたが増えます。気温に関わらず、お腹は年中温めてあげることが腸活、そして揺らぎ肌には必要不可欠なのです。

梅雨や初夏の季節の変わり目、気付けばお肌が揺らぎがちになってしまうこの時期ですが、今回ご紹介した3つの肌育法が、皆さまの“揺らぎ肌ケア”のお役に立てますように。

<筆者情報>

濱田文恵 美容家、日中美容研究家、毛髪診断士。一般社団法人日本セルフ美容協会を設立。二児の母として子育てに奮闘する傍ら、「延美長寿」を自身のテーマに、毎日のセルフ美容に西洋と東洋を組み合わせた独自の美養法を提唱。

<商品情報>

薬用雪肌精 ブライトニング エッセンス ローション 200mL ¥3,850(税込) / 株式会社コーセー
雪肌精 クリアウェルネス モイストリペア ミルク 100mL 2,970円(税込)/ 株式会社コーセー
ミネラルエアースターターセット 13,200円(税込)

文、イラスト、写真・濱田文恵

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