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J・K・ローリング、ドラマ版「ハリー・ポッター」ショーランナーにお墨付き

  • 2024.6.27
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HARRY POTTER AND THE CHAMBER OF SECRETS - Daniel Radcliffe, Rupert Grint, 2002

6月26日(現地時間)、HBOが「ハリー・ポッター」を新たにドラマ化するシリーズのショーランナーと製作総指揮を発表した。エミー賞を総なめにした「メディア王 〜華麗なる一族〜」のフランチェスカ・ガーディナーが脚本とショーランナーを務め、同作や映画『メニュー』のマーク・マイロッドが製作総指揮と数話の監督を務めることを明らかにした。2人は原作者であるJ・K・ローリングからお墨付きをもらったそうだ。

ローリングはX(旧ツイッター)の投稿で、監督&脚本家としてガーディナーとマイロッドを発表できることにワクワクしていると綴り、2人とすでに「面接」したことを明かした。「2人とも『ハリー・ポッター』に対する真の情熱を持っています。フランチェスカのパイロット版の脚本を読み、マークの構想を聞きましたが、ドラマ版が期待以上の作品になると確信しました」

2023年4月に正式発表された本シリーズは、ローリングの原作全7巻に基づき、数シーズンにわたって製作されることがわかっている。このところ、彼女はトランスジェンダーに対する差別発言で批判にさらされているが、新シリーズにも製作総指揮として関わる。ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの発表によると、新シリーズは原作本に忠実にドラマ化。新世代のファンを代表する新キャストを起用し、25年以上にわたってファンに愛されてきた素晴らしいディテールと、人気キャラクターたちを余すところなく登場させるそうだ。

「オリジナルでクラシック、人々に愛された映画は、これからもシリーズの核となりますが、ドラマでは各シーズン、ハリー・ポッターとその類まれなる冒険を、世界中の新しい観客に向けてお届けします」としている。当初は傘下の配信サービスMax向け作品としていたが、この度HBO本体での放送に変更された。

Text: Tae Terai

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