1. トップ
  2. グルメ
  3. NEW OPEN!緑を眺めながらくつろげる、鎌倉の古民家カフェ。

NEW OPEN!緑を眺めながらくつろげる、鎌倉の古民家カフェ。

  • 2024.6.28

日当たりのいい縁側でお茶をするのも格別。

鎌倉には伝統的な日本家屋が多く残っており、その建物をリノベーションした素敵なカフェがそこかしこにある。年月を経た建物やお庭をいかしてゆったりとくつろげる古民家カフェの中から、今年オープンしたおすすめの2店を紹介。

縁側でお庭を眺めながら一息つける

#01.古民家カフェ ユキノシタ

細い通路を通った先に佇む、隠れ家のような店。

古都鎌倉の象徴である鶴岡八幡宮の入口から徒歩2分ほど。一本路地を入った静かな場所にあらわれるのは、築80年の日本家屋をリノベーションした古民家カフェ。今年2月にオープンし、すでに地元の人をはじめ、観光客の方の憩いの場としても定着している。

「ここに以前住まわれていた方の想いをつなげていきたい」と、建物だけでなく、家具や食器類もなるべくそのまま使用しているそう。和箪笥やアンティーク調の椅子などがあり、情緒たっぷり。

和箪笥をカフェテーブルとして使用している。

庭には梅や、びわ、柚子、栗の木などが植えられており、紫陽花やラベンダーなど季節ごとのお花も楽しめる。また、各テーブルに飾られている小さなお花にもお店の方の心遣いを感じる。

季節のヴィーガンケーキ2種盛り合わせ¥1500、カフェラテ¥700

写真は、ヴィーガン&グルテンフリーの身体に優しいスイーツ。手前のクランベリーのヴィーガンチーズケーキは、豆腐やカシューナッツ、山芋などを使い、チーズを一切使用していないのに濃厚なレアチーズケーキのような味わい。奥のレモンジンジャーケーキは。米粉やココナッツオイルを使用し、しょうがをほんのりと効かせたさわやかな甘みが魅力だ。

ヴィーガンメニューはほかに、20種類のスパイスを使ったカレーもあり、外国人の旅行客からも喜ばれているのだとか。

コーヒーは東ティモールの珈琲豆を使用し、スタッフが焙煎している。ラテのアートはリクエストもできるそう。

時間の流れがゆっくりと感じられるカフェで一息ついてから、八幡宮の参拝や賑やかな小町通りを散策するのもおすすめ。

古いものを生かしつつ、清潔感がある店内。

古民家カフェ ユキノシタ
神奈川県鎌倉市雪の下1-13-13
tel:0467-33-6105
営)10:00〜17:00、10:00〜18:00(週末のみ)
休)火
@yukinosita.kamakura

喧騒からのがれてゆっくりと過ごす

#02. CYAN KAMAKURA

階段を上った先には佐助稲荷の社殿が。出世開運スポットとしても有名。

鎌倉の隠れ里と呼ばれる地に建つ、朱色の鳥居群が幻想的な雰囲気の佐助稲荷神社。その入口に、3月にオープンしたのが古民家を再生させたカフェ、CYAN KAMAKURAだ。

建物や空間自体にはほぼ手を加えず、畳をフローリングにし、照明を付け替えた程度でとどめているそう。椅子やテーブルももともと使われていたものをいかしているので、お店というより、おうちにお邪魔しているような感覚に。

「駅前とは違う、自然の雰囲気を感じてゆっくり過ごしてほしい」と、庭にはテラス席も設けられており、鳥のさえずりに包まれてのんびりとくつろげる。

本日の一汁一菜¥1000。

モーニングにおすすめなのが、旬の食材を使った一汁一菜のプレート。おにぎりと汁もの、副菜とシンプルな一皿だが、満足度は高い。鎌倉野菜を使ったお味噌汁やふんわり甘いだし巻き卵などをゆっくりいただくと、心までほぐれていく。 

ほかにも鎌倉らしい蕎麦や、昔ながらのナポリタンなどもあるので、お子様連れも利用しているそう。 

コーヒーは浦野珈琲が監修し、季節に合わせて豆の種類を変え、浅煎りから深煎りまで3種類のオリジナル珈琲を用意。注文すると、1杯ずつ丁寧にドリップして提供してくれる。

デザートにはコーヒーに合う自家製プリンや胡麻団子が人気だそう。

朝食、ランチ、カフェ利用と、さまざまなシーンを居心地のいい店内でじっくりと味わいたい。

落ち着ける店内。中央のテーブルには昔の小学校で使われていた木の椅子を配置。

ドリンクや、フードも一部テイクアウトも可能。散策のおともに。

庭を眺めながらゆっくりと過ごして。

CYAN KAMAKURA/シアン カマクラ
神奈川県鎌倉市佐助2-23-14
tel:なし
営)10:00〜17:00
休)不定休(インスタグラムでご確認を)
@cyan_kamakura

元記事で読む
の記事をもっとみる