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楽曲で魅力を振り返る!ディズニー映画『アナと雪の女王』日本公開10周年

  • 2024.6.27
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ディズニー・アニメーション史上最高の大ヒットを記録した『アナと雪の女王』

2024年に日本公開より10周年を迎えました。

大人が観ても胸踊る、おとぎ話の枠を超えた深いストーリーが多くの観客の心をとらえ、楽曲の魅力も相まって「レリゴー(レット・イット・ゴー)」が街中に響く「アナ雪」現象を巻き起こしました。

世界中に愛と勇気をもたらし、今なお愛されつづけている『アナと雪の女王』

そんな『アナと雪の女王』の魅力をロバート=ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス夫妻が作詞・作曲したオリジナル楽曲と合わせ振り返ります。

 

ディズニー映画『アナと雪の女王』日本公開10周年 楽曲で振り返る魅力

 

 

『雪だるまつくろう』〜幼い頃の思い出〜

 

雪や氷を作る魔法の力を持って生まれたアレンデール王国の王女「エルサ」

8歳になったある夜、誤って妹の「アナ」に魔法を当ててしまい、「アナ」は意識を失ってしまいます。

トロールの助けによって命を取り留めますが、「アナ」は「エルサ」の魔法や事故の記憶を消されてしまいます。

日増しに魔法の力が強くなっていく「エルサ」は、力を世に知られぬよう城中の窓や門を閉めて部屋に閉じこもり、誰とも触れ合わず自分を抑えて生きていくようになります。

「アナ」は、仲良しだったはずの姉「エルサ」が突然自分を避けるようになったわけもわからぬまま、閉ざされた城の中で寂しく成長していきます。

10年後、両親は海難事故で亡くなり、お互いだけが唯一の肉親となってしまいます。

劇中歌『雪だるまつくろう』では、そんなふたりの幼い頃の心の交流と、心の行き違いが胸を打ちます。

 

『生まれてはじめて』/『とびら開けて』〜特別な1日に胸躍る「アナ」

 

 

成人した「エルサ」はアレンデールの女王として即位、閉ざされた門を開いて戴冠式が行われます。

13年ぶりに外界と接触し、心躍る「アナ」

招待客である王子「ハンス」と出会い恋に落ち、その日のうちに結婚の約束をします。

こちらの2曲は、13年ぶりに外界と接触できる特別な1日に胸躍る「アナ」の気持ちが表現された楽曲。

『生まれてはじめて』には「アナ」のワクワクする思いと「エルサ」の不安、ふたりの心情が交差するパートがあり、序盤のクライマックスのひとつになっています。

 

『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』〜ありのままで生きる決意

 

 

魔法の力を隠し、戴冠式を無事に終えた「エルサ」

早すぎる決断に2人の結婚に反対します。

これまでの閉塞的な生活に嫌気がさしていた「アナ」は、「エルサ」と口論に。

手袋を奪われた「エルサ」は思わず人々の前で魔法を暴発させてしまい、王国中を雪と氷の町に変えてしまった「エルサ」はその場から逃げ出してしまいます。

ノースマウンテンにたどり着いた「エルサ」は魔法で氷の城を建て、自分を抑えつけるのをやめ、ありのまま、独りで生きていく決意をします。

第86回アカデミー賞歌曲賞をはじめ、「アナ雪」現象を巻き起こした『アナと雪の女王』の代表曲。

ノースマウンテンでの雪と氷の映像美は楽曲の魅力と合わせて見るものを、世界に引き込みます。

『レット・イット・ゴー ~ありのままで~』はそのドラマティックなメロディと力強い歌詞が多くの観客の心を掴み、現代のパワーソングのひとつに数えられています。

 

『トナカイのほうがずっといい』/『あこがれの夏』〜物語を盛り上げる魅力的なサブキャラクター

 

 

夏だった王国は、「エルサ」の魔法により雪と氷の世界に閉ざされてしまいます。

「アナ」は「ハンス」に国を任せ、「エルサ」を連れ戻すために旅に出ます。

その道中で出会った「クリストフ」と彼の相棒でトナカイの「スヴェン」

そして魔法の雪だるま「オラフ」と、「エルサ」のいるノースマウンテンへ向かいます。

 

 

「トナカイのほうがずっといい」は、「クリストフ」と「スヴェン」の関係性が見え、「あこがれの夏」は「オラフ」のキャラクターの魅力が引き出されています。

ディズニー・アニメーションのサブキャラクターはコミカルでありながら物語に深みを与えてくれる、なくてはならない存在。

そのシーンだけで「オラフ」たちのことを知ることができる、技ありのナンバーです。

 

『生まれてはじめて』〜すれ違う姉妹の心〜

 

氷の城で「エルサ」を見つける「アナ」

「エルサ」は再び自分の魔力によって「アナ」を傷つけることを恐れ、ひとりで生きていくことを告げます。

「アナ」は魔法で王国中が凍りついてしまったことを告げ、魔法を解いてほしいと頼みますが、「エルサ」は解き方がわからないと拒絶。

その際、魔法を暴走させ再び「アナ」の胸に当ててしまいます。

 

「アナ」と「エルサ」を救う真実の愛とは何なのか?

 

 

「クリストフ」は「アナ」の髪の毛が白くなっていることに気付き、トロールたちのもとへ向かいます。

「アナ」の心に「エルサ」の氷のかけらが刺さっており、このままでは身体が凍りつき死んでしまうと告げられます。

凍った心を溶かすには「真実の愛」が必要。

「クリストフ」は「アナ」を救うためには「ハンス」との真実の愛が必要だと判断し、城へ急ぎます。

「アナ」を救う真実の愛とは?

幼い頃は大の仲良しだった2人、残されているのは別々の道なのでしょうか。

 

日本語吹き替え版の魅力も

 

ロバート=ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペスによる楽曲、イディナ・メンゼル、クリステン・ベルによる歌声が世界中で話題となった『アナと雪の女王』

Disney+(ディズニープラス)では、英語音声はもちろん、日本語音声も配信中。

ぜひ、公開10周年を経てもまだまだその魅力は広がり続ける名作をDisney+(ディズニープラス)で楽しんでください。

 

ベスト・アルバム『アナと雪の女王 ザ・ベスト』

 

 

発売日:2024年7月5日(金)

価格:3,520円(税込)

 

『アナと雪の女王』シリーズの名曲をたっぷり収録した日本独⾃企画盤にして初のベスト・アルバム『アナと雪の女王 ザ・ベスト』をリリース。

これまでに紹介した楽曲はもちろん、ボーナス・トラックとして短編作品『アナと雪の女王エルサのサプライズ』の「パーフェクト・デイ 〜特別な⼀日〜」も収録されています。

『アナと雪の女王』シリーズの⾳楽をたっぷり楽しめる決定盤です。

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