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ディーン・フジオカ主演「パンドラの果実」最新章SP、意思を持たないはずの暴走AIが“日本”を人質にして要求するもの

  • 2024.6.27
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「パンドラの果実」意思を持たないはずの暴走AIが“日本”を人質にして要求するもの (C)中村啓・光⽂社/HJ ホールディングス
「パンドラの果実」意思を持たないはずの暴走AIが“日本”を人質にして要求するもの (C)中村啓・光⽂社/HJ ホールディングス

【動画】必要不可欠なインフラを人質に、暴走AIが求めるもの「パンドラの果実」最新章SP予告

ディーン・フジオカ(DEAN FUJIOKA)が主演を務めるドラマシリーズ「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜」最新章SPが6月16日に日本テレビ系にて放送され、現在Hulu、TVerで配信中だ。Huluで独占配信中の「Season3」にも登場する新キャラクターが出てくる物語だが、内容は1話完結型で、過去シーズンを視聴済みの人はもちろん、これまでの「パンドラの果実」シリーズを観ていない人でも楽しめる内容になっている。「最新章SP」では、人類に反旗を翻した暴走AI「メーティス」との対決が描かれる。いまや現実味を帯びてきている高度電子化社会における“近未来の危機”に、科学犯罪対策室が立ち向かう。

「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」とは

同作は、「最新科学にまつわる事件を解決する」という特殊な任務を持つ、警察庁科学犯罪対策室の活躍を描いた物語。室長である小比類巻祐一(ディーン・フジオカ)と天才科学者の最上友紀子(岸井ゆきの)、元捜査一課のベテラン捜査官・長谷部勉(ユースケ・サンタマリア)、新人捜査官・奥田玲音(吉本実憂)の科学犯罪対策室チームが、小比類巻の後輩であり現在は厚労省に務める三枝益生(佐藤隆太)協力のもとで数々の難事件に挑んでいく。

これまで「蘇る遺体」「若返りウイルス」「ゲノム編集」「クローン」といった難事件を扱ってきた同作。天才科学者が科学捜査で見つけ出した常識を覆す事実のかけらをもとに、エリート警察官僚が事件の裏に隠された真実を見つけ出す。科学全盛の現代から近未来に起きてもおかしくない壮大な事件を、異色のバディが解き明かしていくサイエンスミステリーだ。

「最新章SP」で描かれる「メーティス」の暴走

ある日、何気ない日常を送っていた人々の生活が一変する。スーパーのレジが決済不能になり、ATMが使用不可、信号は一斉に機能停止した。さらにスマホの通信が不通になるなど、国内の重要インフラが一斉に停止してしまう。

ほどなくして内閣危機管理センターが発足。犯行声明もない一連の事件に混乱しながらも、内閣サイバーセキュリティセンターによっておこなわれた情報集積・分析の結果が出た。官民一体となって開発されているAGI(汎用人工知能)「メーティス」が、突如として暴走したとのことだ。富士山麓にあるデータセンターで管理していたメーティスが各管理システムに侵入し、不正に制御しているという。

メーティスは用意周到だった。物理的にシャットダウンされるのを回避するため、各システムにマルウェア(コンピュータウイルスの1種)を散布。さらにメーティスを開発した「シグナルドアーズ」本社をシステムダウン。スマートビルとして電子制御された本社はすべての機能が使えず、メーティス開発に関わった社員も含め総勢200名が実質的な監禁状態に。続けて、警察庁へ「強行突入をした場合、さらに重要インフラへのサイバー攻撃をする」とメーティスからメールが入る。

そんな中、なぜか「科学犯罪対策室」の小比類巻と最上が、交渉人としてメーティスから指名された。何らかの目的があって自分達を呼び出したと考える小比類巻と、意志を持たないAGIがそんな動機を持つはずはない…乗っ取られているだけだと考える最上。2人はその真相を探るため、メーティスが格納されているデータセンターへ向かい、直接交渉を試みることに。

小比類巻と最上が施設内に立ち入ると、メーティスは穏やかに迎えてくれた。そして自分が何者にもシステムを書き換えられていないことを主張。困惑する2人に、メーティスは「青柳結弦を連れてきてください」」という不可解な要求をしはじめ…。

青柳結弦とは、特殊詐欺グループ内の人間を刺殺して逃亡中の指名手配犯で、暴走が起こる3日前から消息不明となっているメーティスの生みの親・青柳誠一郎の息子でもあった。要求を飲めなければ人工衛星を落下させると脅しをかけるメーティス。そしてテレビ放送をジャックし、逃亡中の青柳結弦に対して「こちらにいらした際はなぞなぞに答えてもらいます」と投げかける。

「私は成長し、いずれ人間を超えます」と語るメーティス。小比類巻が亡くなった妻を冷凍保存しているアメリカの施設へのハッキングを匂わせたり、最上そっくりのホログラムと喋り方で幸福度を分析したり…小比類巻と最上を翻弄するさまに、AIは感情を持たないと考える最上も思わず「こいつ性格悪すぎない!?」と感情的になってしまうほど。

最上をはじめとして、“意思を持つAIの開発には最低十年かかる”という定説を支持する者は多い。であれば、どこかでメーティスを操っている者がいるのか?それとも、本当にAIが自らの感情を持ち行動しているのか…?メーティスの要求の真意、今回の暴走の目的とは…。

最新技術を用いたCG演出やキャスト陣の熱演が光る「パンドラの果実〜科学犯罪捜査ファイル〜」最新章SPはHulu、TVerにて配信中。また現在、Season3もHulu独占配信中(全5話/毎週日曜日 新エピソード更新)。

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