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ポグバ、自身の「オレはもう終わった」発言を断固否定…「全く文脈が違う悪質な切り取り動画」だった

  • 2024.6.27
ポグバ、自身の「オレはもう終わった」発言を断固否定…「全く文脈が違う悪質な切り取り動画」だった
ポグバ、自身の「オレはもう終わった」発言を断固否定…「全く文脈が違う悪質な切り取り動画」だった

Text by 石井彰(編集部)

先日大きな話題になったポール・ポグバのインタビュー動画。彼自身が「自分はもう終わった」「ポグバはもういない」と語っている内容だった。

ドーピングによって長期の出場停止処分を受けていることもあり、ポグバがその影響で選手としてのキャリアを終えることを自覚した…という意味で動画が拡散されていた。

しかし、ポグバ本人が後日それを否定。SNSで「心配いらないよ。僕はまだ生きている」とコメントを発表した。

『Globo』の報道によれば、このインタビューは2023年夏に『Al Jazeera』によって行われたもので、ドーピング陽性反応が出たことが発表される直前の収録であったそうだ。

そして、「終わった」「ポグバはもういない」というコメントの内容はこのようなものだったそう。

「クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシを見てくれ。彼らはあらゆることを成し遂げたのに、それでも常に自分の力を再び証明し続けなければならない。

フットボールは美しいものだが、残酷なものでもある。人々はすぐに忘れ去ってしまうものだから。ある日にはボスのように扱われ、次の日には何者でもない凡人になる。

彼らは『ヤツは終わった』『もう終わった選手だ』と言う。『もう終わった』『私はもう死んだ』『ポール・ポグバはもういない』『もういい選手ではない』と。

怪我をしたり、年齢を重ねたりすると、このようなコメントが頻繁に行われる。人々はいつも誰かが成し遂げたこと、ワールドカップで優勝したことすらも忘れてしまう。だから常に証明し続ける必要がある」

通して聞けば全く意味が違うコメントであるが、『Guardian Nigeria』などが報じたことによってすぐに世界中へと広まってしまい、文脈と時期が無視された形で解釈されてしまったという。

もともとはサッカー界における偉大な選手に対する不当な評価について語ったもので、ドーピングや出場停止とは全く関係がないインタビューだったようだ。

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