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不意に比べしまう2つのコミュニティ「あの2人だったら...」常識のズレを認識

  • 2024.6.27

この漫画は、主人公・すみれさんが友人との価値観の違いに気づき、その後疎遠になったお話です。すみれさんは友人との旅行では、いつも車を出していました。しかし、友人はお礼もなく当たり前という態度です。あるとき、職場の同僚と日帰り旅行に行ったすみれさん。すると突然、雨が降ってきました。同僚たちに「車をとってくる」と駐車場へ向かおうとするすみれさん。すると、同僚から思いがけない一言をかけられます。育った環境によって「常識のズレ」が生じるのは当然です。しかし、そのなかでもお互いが気持ちよく過ごせるにはどうすれば良いのか考えるきっかけになる作品です。『ガソリン代どうする?』第14話をごらんください。

雨の中、同僚たちを置いて車をとりに一人で駐車場へ向かおうとするすみれさん。その姿に同僚たちは「一緒に行くよ」と買ったばかりのご当地バスタオルをかぶって付いてきてくれました。

同僚の優しさに、すみれさんは自然と「あの2人だったら…」と、学生時代の友人たちと比べていたようです。

気づかない「無神経」について考えさせられる作品

『ガソリン代どうする?』では、仲良しだった友人との間で、ガソリン代をめぐってモヤモヤした話が描かれます。

旅行などで「自家用車に乗せてあげる」あるいは「乗せてもらう」という経験はありませんか。そんなとき、ガソリン代はどのようにやりとりしているでしょうか。本作では、いつも車を出すすみれに対し、友人たちはガソリン代も出さずに知らん顔。すみれは当初「こんなものなのかな」と思っていましたが、別の友人に「それは非常識」と聞き、モヤモヤをつのらせていきます。

ガソリン代のやり取りに明確な正解はなく「お互い様だから毎度支払わない」「いつもお世話になっているお礼だから特にもらわない」という間柄の人もいれば「毎回折半する」「お礼を渡す」など、できるだけ負担が1人に寄らないように調整する人もいるでしょう。お互いがモヤモヤせず、すっきりできる方法が一番ですね。相手の意思がわからないときは、どのように清算すればよいかを、乗せてもらう側からたずねてみるのがよいかもしれません。

どんなに親しい間柄でも、お互いの考える常識は違います。知らないうちに、相手に「無神経だ」と思われているとしたら悲しいですし、自分も相手をそう思いたくはありませんよね。お互いが気持ちよくやり取りできるよう、事前にコミュニケーションをした上で「ガソリン代どうする?」に対する答えを整理できれば良いのではないでしょうか。

著者:ママリ編集部

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