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韓国愛を語りつくす【恋するマキ食堂】 出会えてよかった……♡ すべてが尊いパク・ソジュンに夢中!

  • 2024.6.27

夜な夜な韓国愛を持つものの前に現れるという居酒屋『マキ食堂』の扉。
中では女主人のワタナベマキさんが韓国料理を作っていて……!?
ワタナベさんがゲストと一緒に韓国への“ときめき”に酔いしれる連載!

第3回は、ゲスト・編集長の橘がワタナベさんの好きな俳優や作品についての話をお聞きしました。

ワタナベマキさん
料理家。グラフィックデザイナーを経て現職に。雑誌や書籍、テレビなど幅広く活躍中。近著は『アジアの煮込み』(主婦と生活社)。
https://maki-watanabe.com/

ゲスト
編集長・橘 真子
大阪府生まれ。多摩美術大学卒業後、他誌の編集を経て2010年に宝島社に入社。2022年より現職。

ワタナベさんが愛してやまない パク・ソジュンとは?

韓国を代表する俳優。「ラブコメの神」と呼ばれ、主演するドラマは軒並みヒットするほどの人気。『梨泰院クラス』では正義感あふれる青年を演じ、日本でもファンが急増。2023年には『マーベルズ』でハリウッドデビュー。映画やバラエティなど幅広く活躍中。

『梨泰院クラス』

Netflixシリーズ『梨泰院クラス』独占配信中

ソウルの梨泰院で小さな居酒屋を開いた青年と仲間たち。成功をつかむため、大手チェーン店を相手に奮闘するサクセスストーリー。

男気があって、シャイで、面倒見がいいのが、最高です

編集長・橘(以下T):今回は、編集長の私がワタナベさんの好きな俳優や作品についての話をお聞きします!

ワタナベさん(以下W):わー! ありがとうございます。好きな人や作品について話せるなんて楽しすぎます。

T:ワタナベさんは、パク・ソジュンのファンですよね。きっかけは?

W:ドラマ『梨泰院クラス』を観てハマったんです。コロナ禍で時間ができた時に観た作品でした。

T:観てすぐにソジュンさんにやられた〜って感じでした?

W:うーん、最初からではなかったと思います。ソジュン演じる主人公のパク・セロイがどんどんかっこよくなっていくじゃないですか。その過程で好きになっていった感じだったかな。

T:わかります。セロイって、すごく男気がある人物ですもんね。

W:そうなんです! 男気があって、シャイで、面倒見がいい。ソジュンのインタビューによると、自分と重なる部分がすごくあるって話していたのも印象的でした。そういう人が好きなのかもしれません(笑)。

T:それはたまりませんね。情熱的でストレートに言ってくれるところもいい。「イソは人生を懸けるに値する女だ」とか、すごく情熱的で、素敵なセリフも多くて。そこからソジュンが出ている作品を数珠繋つなぎで観ていったんですか?

W:はい。そのあとは『キム秘書はいったい、なぜ?』を観て、ほかの過去の作品を観まくりました。

T:過去作はラブコメが多くて、一時期パク・ソジュンの代名詞は「ラブコメの神」だったとか。

W:そうなんです(笑)。観続けてわかったのは、ラブコメもいいけど、復讐もののほうが好きということでした。

T:おー、それはどうしてですか?

W:韓国ドラマらしいからですかね。悪をきっぱり悪として描くし、展開が早くて飽きさせない脚本はさすがだと思います。橘さんも韓国ドラマをよくご覧になってますよね?

T:高校生のときに韓国へ交換留学に行ったことがあるんですよ。それで興味を持って観始めました。

W:すごい! 歴が違う!

T:ただ、最近は子育てで時間がなくてあまり観れず……だからお話を聞くのが本当に楽しい! 今日作っていただいたのは、『梨泰院クラス』の要であるスンドゥブチゲですね。セロイが父親から受け継いだ大事な料理でした。

役のセロイもいいけど、パク・ソジュン本人も絶対最高!

W:舞台が居酒屋ということもあって、料理がたくさん出てくるのも、このドラマのおもしろさです。豚もやし炒めとか、納豆チゲとか、一時停止してじっくり観てから、想像で作ったりして。

T:そういうのも楽しそうですねぇ。このチゲ、本当においしい! だしには何を使っているんですか?

W:煮干しと、アミという小さなエビの塩辛です。アミはキムチにも使う定番の調味料なんですよ。だしを覚えておくと、具を替えるだけで別のスープになるのでおすすめです。

T:なるほど! それはいいですね。ドラマ内ではソジュンが料理するシーンもあって、じっと観てしまいます。

W:ですよね〜。本当にかっこよくて。彼自身も料理が好きなようで、バラエティではよくステーキやマッシュポテトを作っているんですよ。

T:バラエティ番組まで追いかけてしまうというその気持ち、わかります。好きな人の作品はどんなものでも観たくなる……。

W:そうなんです。特にバラエティは、素に近い姿を見られるのが嬉しくて。そこでもやっぱりすごく仲間思いで、面倒見がいいし、頼り甲斐があって男気が感じられるんです。もうすべてが尊い(笑)。

T:セロイと同じ! さらには、舞台挨拶に行かれたこともあるとか。

W:映画の公開に合わせて行ってきました。「公開おめでとう」と書いたくす玉を持って(笑)。反応してくれて本当に嬉しかったです。

T:おー、すごい(拍手)。やっぱり愛って伝わるんですよ!韓国にも何度も行かれてますよね。

W:ソジュンを好きになって、韓国のドラマや映画をたくさん観るようになると、やっぱりいろいろ知りたくなるんです。料理も本場のものを食べたいし、器や布を見たくもなるし、彼と同じ空気を吸いたくなる(笑)。

T:わかるー(笑)。ソジュンのファンになってからの新しいおつき合いも増えたりとか?

W:そうです、そうです! 韓国によく一緒に行っているのが料理家の堤人美先生で、いろいろ教えてもらっています。まわりにK-POPファンは多いのですが、俳優ファンって少ないので堤先生とは会ってすぐに意気投合して。

T:いいですねぇ。好きなものが同じだと話も盛り上がりますよね。大人になってからのそういうつき合いってすごく楽しそう!

W:はい。ソジュンのおかげで、世界が広がっているし、楽しいことや勉強になることがどんどん増えていて。

T:推しって、そういう力があるものですね。

W:本当に。ありがたい存在です。

ワタナベさんの愛しの一皿 「リベンジの鍵を握るスンドゥブチゲ」

スンドゥブチゲ(2人分)

1. 豚バラ薄切り肉(120g)は食べやすい大きさに、長ねぎ(1/2本)は斜め薄切り、エリンギ(3本)は縦に薄切りにする。にんにく(すりおろし1/2片分)、しょうが(すりおろし1/2片分)、粗挽き赤唐辛子(小さじ2)、イワシエキス(またはナンプラー・小さじ2)、コチュジャン(小さじ1~ 2)を合わせて混ぜておく。

2. 鍋にみりん(大さじ2)、煮干しだし(2カップ)、あればアミの塩辛(小さじ1)を入れて中火にかけ、1 の豚肉、あさり(200g)を加え、煮立ったらアクをとる。

3. 1 の長ねぎ、エリンギ、混ぜ合わせた調味料、粗く刻んだ白菜キムチ(50g)を入れ、ひと煮立ちさせ、ふたをして弱めの中火で煮る。

4. おぼろ豆腐(200g)をスプーンですくって加え、卵(2個)を落とし、食べやすい長さに切ったにら(1/2袋)を加え粗挽き赤唐辛子(少々)をふる。

橘からのお土産! 激推しのとうもろこし茶

「韓国で飲んで以来、好きになった」というとうもろこし茶。
国内でも買えるもの3つを手土産に。「どれもおいしいんですが、それぞれ香ばしさや甘さ、香りが違うので、飲み比べてみるのも楽しいんです。韓国料理のおともにぜひ!」

撮影/砂原 文 文/晴山香織

※大人のおしゃれ手帖2024年6月号から抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

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