孤独な新生活「仲良くなれた」そう思った矢先の金銭トラブル話

お金のトラブルは誰でも避けたいものですよね。しかし、自分が気を付けていても、相手の都合で気が付いたら巻き込まれてしまうこともあるでしょう。うまく断れないとき、皆さんはどのように対応しますか？今回は、ママ友のお金を立て替えたことで、主人公のママがトラブルに巻き込まれてしまった話です。ツムママ(@tumutumuo)さんの作品『ママ友の財布』をご紹介します。人との、お金の貸し借りについて考えさせられます。どうぞご覧ください。

お財布を忘れたママ友の会計を立て替えたら…

カモ子さんは、夫の都合で転居をしました。見知らぬ土地で不安がいっぱいのカモ子さんは、クレ子という気さくなママに話しかけられます。仲良くなれたら、と期待するカモ子さん。

二人でお茶をしにいきますが、クレ子が財布を忘れてしまった言い出します。カモ子は快くその場での、立て替えを申し出ます。しかし、それがトラブルの始まりだったのです…。

孤独な新生活。声をかけてくれたママ友がうれしかった

カモ子さんは、夫の転勤に伴い引っ越しをしました。友だちもいない見知らぬ土地では不安がいっぱいですよね。もともと、友だちを作ることが苦手なカモ子さんは、なかなか打ち解けることができないようです。

そんなときに、話しかけてくれたクレ子。孤独を感じていたカモ子さんにとって、クレ子はとてもありがたい存在だったでしょう。

不安な環境で、誰かと仲良くなれることは誰でもうれしいことですよね。しかし、この人と仲良くなりたいと思いすぎると、実は価値観が合わない人と無理に付き合わないといけない事態につながる可能性もあります。友だち作りは焦らず、慎重に、そんな心持ちでもいいのかもしれません。

すぐにお金の貸し借りは危険

カモ子さんは、出会ってすぐ気さくにお茶に誘ってくれたクレ子と楽しい時間を過ごします。会計のとき、財布を持っていなかったクレ子のためにお金を立て替えます。しかし、そのお金をなかなか返してくれないクレ子。

どうやらクレ子は、お金にルーズな性格のようです。親切心でお金を立て替えたカモ子さんですが、まさかこんな事態になるなんて思ってもいなかったでしょう。お金のトラブルで人との関係がぎくしゃくしてしまうことは、避けたいですよね。

相手の性格や価値観がまだよく分からない人との、お金の貸し借りは避けることがよいですね。万が一、貸し借りが避けられない状況になったら、しっかり期日を決め、トラブルにならないような工夫をしましょう。

著者：ゆずプー