【2024年最新】都内本格×おしゃれメキシカンをご紹介♡ ～女子会・デートにも～

メキシカンというとカジュアルに食べられるタコスショップなどを思い浮かべる人も多いのでは？

でも、メキシカンの魅力はタコスやブリトーだけではないんです！最近、都内におしゃれで美味しいメキシカンが続々オープンしています。

今回はそんなオープンしたての注目メキシカンを2店舗レビューします！

紹介するのはこの2つ！

①まるで海外の隠れ家！メキシコにルーツを持つ代表がこだわって提供する本格メキシカン『KUMA CANTINA』（東中野）

・2024年5月11日オープン！

・メキシコにルーツを持つ代表が「本当のメキシコ料理を伝えたい」と開店

・海外のローカル店のような、おしゃれ＋アットホームな雰囲気

・友人同士の誕生日会、貸し切りなどにもちょうど良さそう！DJブース等の貸し出しも交渉可能

②NYスタイルの広い店内「FONDA MEXICANA New York」（銀座）

・2024年6月14日オープン！

・ミシュランガイドにも掲載されているNYスタイルのメキシカン

・ラグジュアリー感の中に温かみのある広い店内。デートや誕生日、会食にも良さそう

・銀座で遊びに行く前にカクテルを楽しむバーユースも◎

ではさっそく、店舗レビューしていきます！

KUMA CANTINA（クマ・カンティーナ）

東中野にオープンしたメキシカン。良い噂しか聞かず、気になっていました！

お店の外からCozyな雰囲気で可愛い。

おしゃれ＆アットホームな店内。

私がお邪魔したのは夜でしたが、明るい時間はこんな感じだそう♪

出迎えてくださるスタッフさんが温かい♪

「ここは“タコス屋”ではなく、本当の意味での“メキシコ料理屋”です。これまでとは違う、オーセンティックなメキシカンが味わいたいと思ったら、ぜひ訪ねてほしいです！」とメキシコにルーツを持つ代表・店長のダニエルさん、そして現地でメキシコ料理や文化の教員をしていたこともあるメキシコ人ヘッドシェフのギリェルモさんは語ります。

パッションを感じ、更にわくわく！

まずドリンクから。

「メズカローニ」という、メスカル、ベルモット、カンパリがミックスされたカクテルを注文。1250円。

 

スモーキーさの中に甘味があり、ゆっくり飲むのにとても良い♪

度数は高そう、一気に陽気な気持ちに。笑

 

そして3種のディップが楽しめる「エル•トリオ」を注文！1150円。

揚げたてのトルティーヤチップスは店内で作っているのだとか！

パリパリで美味しい！量もたっぷり。

ディップは「ワカモレ」、「サルサマルタハラ」というローストトマトのピリ辛サルサ、「ソフリット•フリホーレス」という豆とチーズのディップの3種。

「“チップスとサルサ”、“チップスとワカモレ”のように、別々なメニューになっているのはあまり好きじゃないんです。せっかくならチップスと一緒に色々な味を楽しみたいでしょう！3種ともメキシコではよく食べられるディップで、KUMA CANTINAではすべて手作りしています」と代表のダニエルさん。

次に「ビリア餃子」というお店のオリジナルメニューを注文。

これは「ビリア」というメキシコで定番な肉のシチュー（牛肉かヤギの肉が一般的らしい！）を餃子に落とし込んだKUMA CANTINAオリジナルメニュー。

一口食べると…

むむ…！ガツンとくる濃厚・ジューシーな肉の旨み！

「メキシコの味を、面白い形で日本の人に伝えたかったんです。見た目は日本の方に馴染み深い餃子だけど、実際に食べたら全然違う。そういう面白い体験を作りたいと思って、このメニューが生まれました」とダニエルさん。

もちもちの皮の中にはたっぷりのビーフとチーズがぎゅっと詰まっていて、餃子だと思って食べるといい意味で裏切られます！かなり食べ応えあり。

「ビリアはお肉旨味たっぷりのチレ（唐辛子）と絡めて焼いたり煮たりした後、そのほろほろお肉を、トルティーヤで巻いたりして、肉汁のシチュー・スープと一緒に食べる料理。

この餃子も同じで、餃子の中にはお肉がぎゅっと詰まっていて、この周りのシチュー・スープをディップして食べられるようしています」とダニエルさん。

ビリア餃子には「チレ・デ・アルボル」というこれまた手作りのホットソースがついてきます。
味チェンでつけても美味しい◎

一皿1650円。

 

そして「アグアチレ」というメキシコ風お刺身を注文。

これ、美味しすぎる！！！！涙

シンプルに見えますが、グリルされたアボカドやとびっこなどのトッピング、ソース（つける場所によって味わいが変わる）と一緒に食べることで新たな感覚！

魚も新鮮でプリプリです。

豊洲から仕入れており、日によって変わるそうで、今日はカンパチとタコでした！

時価ですが、今日は2150円でした。

次に「エンチラーダ・デ・マリスコス」

エンチラーダはお肉や魚、チーズなど何かしらのプロテインをトルティーヤでくるんだもので、こちらはカニとエビが入ったシーフードのエンチラーダです。

贅沢にぎっしり旨みの強いカニとエビが入っていて…

ホームメイドの「レッドエンチラーダソース」ととびっこを絡めて食べると…

とっても美味しい！涙

このボリュームとクオリティで2190円。

KUMA CANTINAはお料理全体的にしっかり量があり、かなりコスパが良いと感じました！

メキシコ人は温かくてハッピー。メキシコ料理も一緒なんです。

ファミリーや友人との時間を大切し、大皿の料理をみんなでシェアして話しながら食べます。

メキシコ料理のおしゃれは他とは異なる類のもので、フランス料理のように上品に、小さなポーションで提供するのでは、メキシコ料理は表現できません。

あとは、日本でいう焼肉みたいな感じでしょうか？

自分でタコスをつくったり、ディップしたり、そういう楽しさもあります。」とシェフが語ります。

最後にメキシコ風BBQ「アドボ・リブ」が到着！

ローストされたがっつりジューシーなポークリブに、コールスロー、サツマイモと自家製チーズのピューレ、そしてトルティーヤがついてきます。

ポークリブが大好きな私、大歓喜！

まずそのままいただいた後は、トルティーヤに巻いてタコスを作ります！

楽しい。（笑）

さっきのワカモレものせたり。ホットソースもつけてみたり、色々な味チェンが出来るのも嬉しい！

さつまいもと自家製チーズのペーストの甘味やコールスローの食感がまた良いアクセントで、今書きながらまた食べたいくらいの美味しさでした♡

たっぷりのボリュームで3850円。ハーフサイズにも出来るそうです♪

トルティーヤやディップのお代わりもできます。

最後にシェフとダニエルさんにキッチンでお話を聞きました。

「日本でこれまで9店舗のメキシコ料理屋で働きましたが、どこでも本当にやりたいことが出来なかったんです。どれも僕にとってオーセンティックじゃなかった。

メキシコ料理屋は増えてきているけど、タコスは日本でいうおにぎりのようなもの。

作ること自体は難しくないから、知らない人が学びもしないでやっているお店も少なくない。

メキシコ料理に注目が集まるのは嬉しいし、そういう料理屋さんが増えていくことも良いことだけど、日本料理がおにぎり、お寿司、ラーメン、どんぶりだけで説明が出来ないのと同じように、メキシコ料理にも色々な料理があり、色々なフレーバー、食感、香り、スパイスの複雑性もあります。

本当はメキシコ料理は、日本料理やフレンチと同じくらい複雑ですが、それを伝えられるレストランは、まだ日本にはないと思います。

でも、KUMA CANTINAではそれが出来る。だから、もし“本物のメキシコ料理”に興味をもったら、是非KUMA CANTINAに遊び来てほしいです！」とシェフ。

 「KUMA CANTINAの料理は、どこかの真似をしたり、何か人気のものをそのまま持ってきたり、そういうことではありません。他の店が何をやっていて何を出しているかも気にしません。

メキシコ料理とは何かがわかっていて、メキシコ料理のテクニックも持っている私たちは、新鮮な食材をメキシコ料理に変えられる。

自分たちが食べたい、美味しい、好きだ、と思う料理を提供しています。

メキシコ料理は少しずつ日本でも興味を持たれるようになってきていると思いますが、それがタコス以上のものになるにはまだ少し時間がかかるかもしれません、

でもここでは、新鮮で思い出に残る、皆さんが食べたことのないメキシコ料理を提供しています。

是非、興味を持ったらお店に遊びに来てください♪」とダニエルさん。

お二人のメキシコ料理への熱いパッションを感じました！

近年、海外で「SUSHI」「RAMEN」が“日本食”として人気になってきていますが、日本食にはもっと深い魅力があることを、私たちは知っていますよね。

そして私自身、海外の日本食料理屋でアルバイトをしたことがあるですが、絶妙に味が「そうじゃない」と思うこともありました…。

でも、「生魚を食べるなんてありえない」のような時代もあった中で、ここまでお寿司が浸透したのは日本人として嬉しいなと思いますし、そこからもっと日本食に興味を持つ外国人も増えている印象です。

今回KUMA CANTINAに行って、新たなメキシカンの世界に一歩踏み出せた気がします。

是非気になった方は体験してみてください♪

 

FONDA MEXICANA New York（フォンダ メキシカーナ ニューヨーク）

さて、2店舗目は2024年6月14日オープンしたての注目店舗。

コリドー街の中にあるメキシカン。エレベーターで2階に上がって入店。

店内はラグジュアリーでありながら、温かみのある雰囲気。

まずはおすすめの「フローズンマルガリータ」と「ワカモレ」を注文。

可愛い‥！NY本店のオリジナルドリンクだそうで、お店オリジナルの「ハイビスカスの塩」がグラスディムされています。

美容効果も注目されているらしいハイビスカス。

何よりひんやり冷たくて、フレッシュで美味しい♪ 一杯1,628円。

そしてたっぷり入った「ワカモレ」。濃厚で美味しい！

「コーントルティーヤチップス」だけでなく「チチャロン」（豚皮のフライ）が添えられています。

サクサクした食感で癖のない味なので、トウモロコシか小麦粉で作られているのかと思いきや、豚皮のせんべい。

言われてみると、後味がジューシー！

最後の方はトルティーヤよりも気に入って食べてました。笑

メキシコで3年間料理修行していたシェフのスージーさん。

メキシコでポピュラーな食べ物だと教えてくださいました♪

「ブーケサラダ」も到着。

ライムビネグレットというフレッシュライムジュースと白ワインビネガーから出来たオリジナルドレッシングは、さっぱりとシンプルな味わい。

そしてお皿の周りにあしらわれているハイビスカスとチレ・モリータ（辛みとスモーキーさがある唐辛子）をつけて食べると、甘酸っぱ＆スモーキー辛い違った味を楽しめます！

2杯目を注文。「ピンクパロマ」という、テキーラとピンクグレープフルーツ、トニックウォーターのカクテル。可愛い～！

ピンクパロマには「タヒン」というメキシコでドリンクや料理によく使う調味料がグラスディムされています。

甘いお酒があまり好みでなく普段カクテルを選ばないのですが…

このスパイスにより、飲める飲める！

このタヒンは市販されていて、ポテトチップスにかけたり、バニラアイスに入れたりしても美味しいらしいですよ♪

そしてお肉が到着！！

「シズリング ファヒータ」は熱々の鉄板で提供してもらえます！

ジューシーでやわらかい。

これを一緒ついてくるフラワートルティーヤでまいたり・・・

2種のサルサ味変を楽しんだり・・・

たのしい！！！

トルティーヤがついてきて、7480円です。

ワインメニューも充実していて、赤のグラスもいただいてお肉の旨みを楽しみました。

喉が渇いていたので、ミチェラーダも注文。（飲みすぎ）

ビールと、クラマトというシーフードとトマトのエキスをミックスしたビアカクテルです。

こちらにも「タヒン」がグラスディムされており、中にはセロリが入っています。

こちらのカクテルはシーフードの旨みを感じるエキスが入っていますが、メキシコの本場ではシーフードがそのままビールに入っていることもあるらしいです。笑

こういった新たな食文化を知れるのも楽しい♪

アラカルトもコースもあるので、カジュアルに飲みたいときはアラカルトで、しっかりご飯

食べたい時やデートや記念日、会食などの場合はコースを予約すると良さそうです！

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いかがでしたか？

是非新たな魅力を発見しに、美味しいメキシカンをトライしに行ってみてください♪

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text : SAE KIKUCHI (Vector)

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