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欠けた歯に背中を押してもらった【毎日が変わる片づけのワザ(203)】

  • 2024.6.27
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整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。

欠けた歯に背中を押してもらった

ある朝のこと。歯を磨いていたら、歯が欠けました。

えーーーーーーーーーーーーーーー!

と思ったら、2年くらい前に治療した詰め物が丸ごと取れただけでした。よ、よかった。いや、よくないよくない。ぽっかりと穴があいてしまった歯を、早急にどうにかしなくてはなりません!

わたしは嘔吐反射が少し強いため、子どものときから現在に至るまで、歯医者がずっと苦手です。口を開け続けること、口に器具を入れられることがどう頑張っても克服できませんでした…。歯医者と「ウウッ」は必ずセット。

でも、そろそろまた歯医者に行かねば…。今は仕事が忙しいから落ち着いたら…。

と、つい伸ばし伸ばしにしてしまっています。

・まず、これまで通っていた歯医者をかえたい

・でもどの歯医者がいいのかわからない、歯医者が多すぎる…

・そもそもまだどの歯も痛くないし、ゆっくり探せばいっか!

と、すぐに行けない理由を見つけては、うじうじと先延ばしにしていたわたしを、歯が(?)見かねたのかもしれません。

「あんた、このまま放っておくと大変なことになるよ」

と、詰め物が取れてくれたおかげ(?)で、わたしは必死に地元の歯医者を調べ、こんな方向で治療したい、という希望も決めて予約をその日のうちにとって向かいました。

診察のためにレントゲンを撮っただけでも「ウウッ」となりました…やっぱりつらいです。でも、「ウウッ」となりやすいことも前提に、しっかり根本から資料をしたい、そして少しでも長く歯の健康を保てるようにしていきたい、と相談をしました。そして、できるだけ「ウウッ」とならない治療方法でお願いできることになりました。

去年からずっと心の中にひっかかっていた、歯問題。次の予約もしっかり入れたので、これで春までには解決できます。今年はもう、これだけでいい年になった、と思えるほど、わたしにとっては大きなことでした。

もう、なおすしかない。と、背中を押して(というかほぼ蹴とばして)くれた歯に感謝です。

一見「ああ、災難!」と感じることは実は、ずっと後回しにしていたことを、「もうやるしかない」ところまで追い込んでくれる「ありがたいこと」なのかもしれない、と思った出来事でした。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>

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