1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【京都・最新スポット】花街文化、芸妓&舞妓の世界を堪能できる「祇園 花街芸術資料館」とは?

【京都・最新スポット】花街文化、芸妓&舞妓の世界を堪能できる「祇園 花街芸術資料館」とは?

  • 2024.6.26


本稿では、数百年の歴史をもつ京都の祇園甲部で、いにしえから今日まで受け継がれてきた芸妓さん・舞妓さんの奥深い伝統に触れられる世界で唯一の施設「祇園 花街芸術資料館」をご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

2024年5月15日祇園甲部歌舞場内に華々しくグランドオープンしたばかりの「祇園 花街芸術資料館」は先人たちから守られてきた心意気を多くの人に伝えようと日々活動されており京舞鑑賞をはじめ、芸妓さん・舞妓さんとの記念撮影もでき新しい観光スポットとして海外からも熱い注目を受けています。

※京都の花街では、舞台やお座敷などで伝統伎芸を披露し、おもてなしする女性のことを「芸者」ではなく「芸妓(げいこ)」と呼びます。この芸妓になる前の修行中の姿は「舞妓」といいます。

「祇園 花街芸術資料館」での体験内容紹介

花街芸術資料常設展


芸妓さん・舞妓さんと花街の文化をここでは分かりやすくご紹介をいただけます。

古来の染色技法を江戸時代の扇絵師が大成した染色技法で華麗に手描きされた友禅の着物や多品種少量生産の西陣織の帯をはじめ、舞妓さんの化粧道具や持ち物が多数展示されています。また、季節ごとに変わる簪(かんざし)や、祇園でもめったに見られない正装の黒紋付などの貴重な資料も見学できます。

花街の空気管と受け継がれてきた伝統を伝える貴重な写真資料とともに、秘密めいて艶やかな世界に触れられるのも魅力の一つです。

芸妓さん・舞妓さんによる京舞披露


芸妓さんもしくは舞妓さん(1名)が井上流の京舞の披露をいただけます。普段なかなか見ることができない優美な舞を間近で鑑賞できる貴重な機会です。上記の常設展で得た知識がよりリアルに感じられる内容になっています。

【スケジュール】
1回目 13:30~
2回目 14:20~
3回目 15:00~
4回目 16:00~
※京舞披露のチケットは、当日11:00~販売開始します。(定員あり・先着順)
※チケットはオンラインでも販売しています。
※チケット購入後に鑑賞回を変更することはできません。

【定員】
各回50名まで

【料金】
1500円/修学旅行の小中学生に限り700円/未就学児 無料

※詳細は直接お問い合わせください。

芸妓さん・舞妓さんと記念撮影


インスタントフィルムと自分のスマートフォンの両方で芸妓さんもしくは舞妓さん(1名)と記念撮影が可能です。インスタントフィルムの写真には芸妓さん・舞妓さんの名前が入った千社札を貼り、祇園 花街芸術資料館のオリジナルのポチ袋に入れて貰えます。

【スケジュール】
1回目 13:50~
2回目 15:20~
※記念撮影 のチケットは、当日11:00~販売開始します。(定員あり・先着順)
※チケット購入後に撮影回を変更することはできません。

【定員】
各回20組まで(1グループ5名まで)

【料金】
1組あたり2000円

※詳細は直接お問い合わせください。

池泉庭園見学

京都の茶室画像
出典:<a href="


大正2年(1913年)につくられ、令和6年(2024年)3月に改修を終えた庭園で、周囲の緑を映す池を中心に、「如庵(じょあん)」と名付けられた茶室や石橋が巧みに配置されています。
常設展とともに、自然と人工と巧みに組み合わせた庭園の、四季折々の美しさを楽しめます。夜間には美しくライトアップされ、昼間とは一味違った表情が演出されます。

歌舞練場本館劇場見学


「都をどり」で芸妓さん・舞妓さんが舞を披露する純和風の大劇場「歌舞練場本館」の一部を特別公開いただけます。総ヒノキ造の2階建建築で、天井や照明など各所に日本の伝統的な意匠が取り入れられています。特設スクリーンにて、都をどりのドキュメンタリーも上映予定になっています。
※都合により公開を休止する機関があるため、事前にご確認ください。また、公開内容は時期によって異なります。

提灯ライトアップ


「つなぎ団子」の紋章が入った赤提灯は、祇園甲部の象徴です。伝統的な街並みを照らし出すやわらかな灯りは、なんとも優艶で幻想的です。各建物の軒下にもこの赤い提灯を吊り下げ、夕暮れ時からライトアップを行います。

アートバー


「都をどり」の歴代ポスターの原画を中心に、芸妓さん・舞妓さんを描いた絵画が展示された大人の空間です。京都の地酒やジャパニーズウイスキーなど、選りすぐりのメニューをいただけます。貴重な美術作品を観賞しながら、祇園町ならではのゆったりとしたひとときを心行くまで堪能できます。

※祇園 花街芸術資料館の入館者のみ利用ができます。

【営業時間】
14:00~20:00

ミュージアムショップ


芸妓さん・舞妓さんや祇園甲部、祇園にちなんだお土産が購入できます。京の都の思い出にオススメです。
※祇園 花街芸術資料館の入館者のみ利用ができます。

まとめ


日本の伝統に深く触れられる世界で唯一の「祇園 花街芸術資料館」 をご紹介しました。他では味わえない体験内容が揃えられており、芸妓さん・舞妓さんの300年あまりのルーツを学べます。

皆さんもこの貴重な体験お試しいただいてはいかがでしょうか。

祇園 花街芸術資料館
住所: 京都府京都市東山区祇園町南側570-2 八坂倶楽部
開閉時間: 11:00~20:00(入館は19:00まで)
休刊日: 水曜日/3月中旬~5月上旬、10月中旬~11月中旬/年末年始/その他不定休
※臨時休館する場合があります。


詳細・画像提供: 祇園 花街芸術資料館

この記事を書いた人


Cinderella Fit 編集部

「美容従事者すべてにリスペクトを」頑張る女性にスポットを当て、人と人を繋いで行きます。

美容メディア CINDERELLA FIT
運営会社 Beauty&Technologies

元記事で読む
の記事をもっとみる