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カミラ王妃、天皇皇后陛下を招いた晩さん会でチャールズ国王をデザインした新ブローチを披露

  • 2024.6.26
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Photo_ WPA Pool/Getty Images
The Emperor And Empress Of Japan State Visit To The United Kingdom – Day 1Photo: WPA Pool/Getty Images

イギリスのカミラ王妃が6月25日(現地時間)、天皇皇后両陛下を招いた晩さん会で、チャールズ国王の肖像画をあしらった新しいブローチをお披露目した。即位に伴い、国王から贈られたファミリーオーダーの徽章で、ダイヤモンドとゴールドのフレーム、そしてチューダー王冠と淡いブルーのリボンで飾られている。チャールズ国王のポートレートは、2023年にヒューゴ・バーナンドが撮影した写真をもとに肖像画家のエリザベス・ミークが手がけた海軍元帥姿のデザイン。

この日、カミラ王妃が白いドレスに合わせたバーミーズ・ルビー・ティアラは、1973年にエリザベス女王が結婚の際にビルマ(現ミャンマー)から贈られたルビーを使い、ガラード(GARRARD)が製作したもの。ブルーのサッシュには、2007年にエリザベス女王から贈られたファミリーオーダーの徽章もつけている。

The Emperor And Empress Of Japan State Visit To The United Kingdom – Day 1

王室によると、女性王族に贈られるファミリーオーダーの歴史は200年以上前、ジョージ4世の治世までさかのぼる。当時は、男性しか勲章を授与されなかったため、女性のために1821年に創設された。政府と協議の必要はなく、君主が直接授与するもので、ヴィクトリア女王、エドワード7世、ジョージ5世、ジョージ6世、エリザベス2世によって受け継がれてきた。

晩さん会には、エドワード王子とソフィー妃、グロスター公爵夫人バージット妃らが出席したが、チャールズ国王の肖像画を配した新しい徽章を身につけたのはカミラ妃一人だった。なお、先日のトゥルーピング・ザ・カラーで、がん公表後初めて公の場に姿を現したキャサリン妃と、週末に事故で頭部にケガを負って入院中にアン王女は、晩さん会を欠席した。「テレグラフ」紙によると、アン王女は事故で記憶障害の症状が出ているが、一時的なものだと診断されているという。

Text: Tae Terai

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