何気ない日々を大切にする意味とは？子どもを見ていて気づいたこと

「何気ない日々を大切に」という言葉、よく聞きますよね。聞こえはいいけれど、正直あまり実感がなくて、私の胸に響いていなかったこの台詞。ある時ふと、「こういうことかもしれない」と合点がいきました。

毎朝の玄関でのお見送り。もともとその習慣がなかった夫の中でも、いつの間にか当たり前の習慣になったようです。一度だけ前日からの喧嘩が長引き、腹立たしくて見送らなかったことがありましたが、後にすごく悲しかったと報告がありました。笑そんな私たち夫婦を見て育つ子供たちの中でも、朝のお見送りは自然と習慣になっています。また、ある日長男がくれた手紙に、夫婦どちらに対しても家事をしてくれることへの労いが書かれてありました。我が家の家事はやれる方がやるというスタンスなのですが、子供はそういう日々の場面もしっかり見ているのだなぁと感じました。こうして家族のかたちや子供の中での「当たり前」ができていくのかもしれません。マザーテレサの有名な言葉を思い出します。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。私たちの言葉や行動は、きっと思った以上に子供に見られています。良い面だけではなく、悪い面も…何を隠そうお掃除ロボットのスイッチを足で押すのは私です。笑良くも悪くも、普段の言葉や行動が習慣になり、性格になり、人生にも影響する。何気ない日々を大切にする意味とは、こういうところにあるのかもしれませんね。

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