1. トップ
  2. どっちが非常口?警視庁が教える《マークの違い》に「知らなかった」「見分けつかない」

どっちが非常口?警視庁が教える《マークの違い》に「知らなかった」「見分けつかない」

  • 2024.9.1

宿泊施設や飲食店、映画館などの商業施設でよく見かける非常口のマーク。いざというときの出口を示すマークとして認識している方が多いのではないでしょうか?

しかし、このマークには実は2種類あることは意外と知られていないかもしれません。どのような違いがあるのか、あらかじめチェックしておくことが防災の備えにも繋がります。非常口のマークが示す内容とそれぞれを見分ける方法について、警視庁警備部災害対策課のX(旧Twitter)の投稿を元にご紹介します。

非常口のマークには種類があった!?

undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined
undefined

ホテルに泊まりにやってきた家族。万が一の火災に備えて、あらかじめ非常口の場所を確認しておくことにします。おなじみのマークには2種類あり、違いを子どもに説明。実は背景が白のマークは非常口の方向を示し、背景が緑のマークはその場所に非常口そのものがあるのです。

宿泊施設、特に夜間の避難時には重要な情報。その日の夜、さっそく火災警報が鳴ってしまいましたが、昼間に予習していたおかげでスムーズに非常口を発見できたのでした。

投稿元のコメントには、「そんなん初めて知りましたわここ非常口ちゃうやん!と非常時に慌てんですみますな。」「へーそうだったのか知らなかった 覚えておこうっと」と言った肯定的な声に加えて、“非常時で慌てているとわからなくなるのでは?”といった懸念の声も多く寄せられていました。一部ご紹介します。

これ、非常時に見分けられる人、どれだけいるのだろう。どっちがどっちか、わからなくなるよね。ココ、とか、アチラ とか書いてあるだけで全然ちがうのに。非常口そのものに矢印があるのも迷うよねえ。
道路標識もそうだけど、見る人の記憶力に頼るのはデザインとして良くない気がするんだよね。
こうして書かれないと違いが分からないというのは非常時には問題になるのではないかな
緊急時に慌てまくるとこの違い 多分知ってる人でも見分けつかない

確かに、出口そのものの標識にも矢印があるので、思わず左側に行ってしまうかも?「全部緑なのが出口」と色で覚えておくのがよいのかもしれませんね。

作画:えりた(@erita_enikki

参考:警視庁警備部災害対策課公式X(旧Twitter)

※火災時には、現場の消防隊員、施設の管理者や安全担当者、緊急時のアナウンスや警報システムの指示に従って冷静に行動してください。

の記事をもっとみる