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「黄色過ぎない?」「着色料いっぱい」“たくあんの色”の知られざる正体に驚愕…!

  • 2024.9.13

ポリポリとした食感が楽しいたくあんは、お弁当や定食の箸休めとして添えられていますよね。しかし塩気が強いため、子どもの頃から食べるのを避けてきた人は少なくないかもしれません。食べ物にしては鮮やすぎる黄色にも、苦手意識を抱くことがありませんか?

漬物界の王様のような存在のたくあんですが、そういえばなぜあんなに黄色なのでしょうか。この記事では、たくあんの色についてご紹介します。

たくあんってなんで黄色?

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漬物は日本古来の食べ物ですが、現代では食卓に上らなくなった家庭が多いかもしれません。そもそも食べる習慣がないと自分で購入することもなく、スーパーの漬物売り場を素通りしている人もいることでしょう。こうして食習慣の変化と共に生まれたのが「たくあんの黄色は体に悪い着色料」という誤解!?

たくあんは、元は白い大根ですが、塩漬けすると辛味成分が分解されて他の成分と結合し、自然に変色が始まります。収穫直後で漬けたばかりの状態から発酵が進むほど、白から黄色へと変化していくのです。

「たくあん=黄色」のイメージがあるため、クチナシ色素などの天然着色料で黄色を強調することもあるそうです(※中には合成着色料を使うケースもあります)。だから、鮮やかな黄色のたくあんが売り場に並んでいるんですね。

漬物は発酵させるほど味も変化します。季節ごとのおいしい状態を楽しんでみてください。

作画:加藤みちか(@michika_haha

参考:野崎漬物株式会社「たくあんが黄色になる理由」

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