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「赤味噌は朝、白味噌は夜が良い?」知って得する【味噌の秘密】に「そうなのか」

  • 2024.8.31

スーパーの味噌売り場にたくさん種類が並んでいても、つい定番のものを買ってしまいますよね。しかし、あなたには“定番”でも、他の人にとっては違うかもしれません。その証拠に、「赤味噌」「白味噌」とまるで色の違う味噌が売られています。原料は同じ大豆なのに、よく考えたら不思議ですよね。

味噌は地域ごとに特徴があり、わかりやすい違いは色です。この記事では、そんな赤味噌と白味噌の違いについて、ご紹介します。

赤味噌と白味噌の違い

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味噌の原料は大豆、そして麹と塩です。同じ原料のはずがなぜ赤と白に分かれるのかというと、作り方に理由があります。

赤味噌は、大豆を長時間浸水させた後に時間をかけて蒸し、高温でじっくりと発酵させます。その過程で原料のアミノ酸が糖と反応する「メイラード反応」を起こして赤くなるのです。一方の白味噌は、大豆の浸水時間は短く、蒸さずに煮てから1〜2週間ほど熟成させます。淡色に仕上がるように脱皮した大豆と着色の少ない麹を選ぶのだとか。

X(旧:Twitter)には「そうなのか」といった驚きの声が上がっていました。

味噌はその色だけでなく、使用する時間帯や健康効果にも違いがあります。
マルクラ食品のHPによると、コクがある赤味噌は朝食に適しているとされています。これは、赤味噌に含まれる「メラノイジン」が、活性酸素を除去し、腸内を刺激して代謝をアップさせる効果があるためです。

一方で、甘みがある白味噌は夜に飲むのが良いとされています。白味噌に含まれる「GABA」は脳の興奮を抑える神経伝達物質で、穏やかな眠りを誘い、イライラや不眠を和らげることで、ストレス軽減やリラックス効果が期待できるそうです。

その他、地域ごとに味噌があるのもまた魅力ですね。たまには他の地域の味噌を買い、料理によって使い分けたりして味の違いを楽しんでみるのも良いかもしれませんね!

作画:もす(@mosumanga30

参考:
生活協同組合コープこうべ・商品検査センター 
マルクラ食品「味噌について」

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