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農水省「廃棄してください」 卵に潜むカビの危険性にゾッ…

  • 2024.9.10

卵を料理に使うとき、割った殻の内側まで気にする方は少ないかもしれません。しかし、もしも殻の内側に黒い斑点を見つけたら食べるのはちょっと待って!実はその正体はカビ。一見表面がきれいでも、繁殖が進んで傷んでいる場合があるのです。

新鮮そうに見えても食べられないなんて、もったいなく感じてしまいますよね…。では、そもそもカビが生えないようにするためには、どのように保存したらよいのでしょうか?卵のカビや保管方法について、ご紹介します。

「卵」の殻はキレイでもカビていることがある!?

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卵を割ったとき、黄身や白身の状態はチェックしても、殻の内側まで確認することはないかもしれません。もし黒い斑点があったら要注意!模様かと思ってスルーしない方がいいようです。

黒い斑点は、カビが生えた状態です。
表面はきれいな卵でも、内側に黒い斑点が発生することもありますが、
食用には不向きなので廃棄してください。出典:農林水産省HP

黒い斑点の正体がカビだなんてショック…!このようなカビを防ぐためにも、改めて卵の正しい保存方法を見直してみましょう。

まずは10℃以下での保存。売り場では常温で置かれていても、それは温度差による結露で卵が傷むのを避けるためなのです。家庭では必ず冷蔵庫に入れるようにしてください。また、冷蔵庫の中で卵を置く位置にも要注意。

ドアポケットの卵置き場に置く、という方も多いかと思いますが、じつは「冷蔵庫の奥」に入れたほうがいいんです!卵は温度変化や振動に弱いので、開け閉めによる温度変化や振動の影響が大きい扉付近は保存場所に向いていません。出典:クラシル

卵用の固定する台が設置されている場合もあり、定番のイメージがあるドアポケット。まさか避けた方がいいとは驚きですよね!理由を知ってみると、開け閉めの振動や温度変化が伝わりやすい場所なのは確かに納得です。

また、冷蔵庫の奥に保存する際は、買ってきた容器のまま入れるのもポイント。移し替えたときに表面のサルモネラ菌が広がってしまうのを防ぎましょう。

今まで当たり前だと思っていた保存方法、実は間違っていたかもしれないと知って衝撃でした。卵の外側はきれいでも、内側にはカビが繁殖しているケースがあることも覚えておきたいですね。食べる前にしっかりとチェックしましょう!

作画:みきアカリ(@mikiakarij

参考:農林水産省「消費者の部屋」クラシル

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