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「なぜ発泡スチロール?」→知られざる納豆パックの“驚きの真実”に「美味しいワケだ」「納得」

  • 2024.9.11

スーパーで手軽に買える納豆。白いご飯に合わせてもよし、うどんやパスタと合わせてもよしで、食卓にあると食欲をそそられますよね。カレーやキムチと合わせたアレンジレシピも根強い人気があります。

普段何気なく手に取る食品ですが、なぜ“発泡スチロール”の容器が使われているかは知っていますか?有名な産地では藁に包まれた納豆も見かけるものの、市販品のほとんどが同じような白い容器に入っていますよね。実はこれには理由があります。どんな内容なのか、クラシルの掲載記事を元にご紹介します。

納豆の容器は、なぜ発泡スチロール?

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納豆が入っている発泡スチロールの白い容器。混ぜるときに少し力を加えると割れてしまうことがあり、やや壊れやすい印象です。それなのになぜこの容器が選ばれているのか、2つの理由があるようです。

一般的に納豆は煮た大豆を容器に入れたあとに、発酵させて作られます。発酵する際に大事なのは、「温度」「酵素」「湿度」です。発酵するときに温度を保ち、乾燥を防ぎながらできるだけ多くの酸素を与えるには、発泡スチロールの容器がぴったりなんです。 出典:クラシル

1つめの理由は、発酵に必要な温度や酸素、湿度を保つため。保温性の高い発泡スチロールは、納豆ができあがるまでに大切な要素を満たしてくれます。では、2つめの理由は?

もうひとつの理由は、納豆が呼吸できるようにするためです。納豆に使われる発泡スチロールの容器は底に波があったり、蓋に穴があったりしますよね。納豆菌がうまく働くためには、納豆が酸素をたっぷりと取り込めるように、空気が大切なんです。出典:クラシル

納豆菌が呼吸する!?長年食べ慣れてきたものなのに知らなかったという人は多いかもしれません。納豆菌が活発に活動するためには、空気が入るようにして酸素を十分に与えてあげることが必要なのですね。容器に空いている穴にこんな重要な役割があったとは驚きです。

使い捨てできる容器だからかな?と思いきや、納豆をおいしく作るための理由が込められていたとは知りませんでしたね!お子さんや家族に教えてあげると、会話が弾むきっかけになりそうです。

作画:みきアカリ(@mikiakarij

参考:クラシル「なぜ“納豆の容器”は壊れやすい発泡スチロールなの?製造工程にあったそのワケを解説!」

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