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『ちりめんじゃこ』の乾燥時間は決まっていない?公式の【しらすとの違い】に「そうなんだ」【漫画】

  • 2024.8.19

スーパーの魚売り場に「じゃこ」と「しらす」が並んで売られているのを見たことがありますよね。見た目がそっくりなのになぜ呼び名が違うのでしょう?その理由を深掘りすることなく、これまで何となく買って食べてきたという人は少なくないかもしれません。

2つの大きな違いは食感。そこまではわかったとしても、どっちが「じゃこ」でどっちが「しらす」なのか混同してしまいますよね。この記事では、そんなじゃことしらすの定義について乾海産株式会社の公式サイトを元に解説します。

じゃことしらすの違い

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ご飯や豆腐にのせたり、大根おろしと一緒に食べたり、日本の食生活に根ざしてきたじゃことしらす。あまりにも身近な存在ゆえに、「じゃことしらすってどう違うの?」と改めて聞かれると、正しく答えられないかもしれませんね。見た目が似ていますが、それもそのはず、どちらもイワシの稚魚なんです。

同じイワシの稚魚でも、乾燥具合によって食感が異なります。生のしらすを釜茹でしたものが「釜揚げしらす」、釜茹で後に少し乾燥させたのが「しらす干し」、さらにしっかり乾燥させたものが「ちりめんじゃこ」。こうして乾燥させるにつれてかたくなり、身も縮んでいきます。

しかもイワシの稚魚の変化は止まることを知りません。ちりめんじゃこを加工・販売する乾海産株式会社の公式サイトでは以下のように解説されていました。

かえりちりめん 4~5cm程度にウロコが付いて、少し大きくなった魚。「ちりめんじゃこ」と同じ製法。
田作り(ごまめ) 5~6cm程度の生しらすを、釜茹でせずに、素干ししたもの。年末のおせち料理には欠かせません。
煮干(いりこ) 7~10cm程度の大きくなった魚。「ちりめんじゃこ」と同じ製法。主にダシを取るために使用。
出典:乾海産株式会社

イワシの稚魚って万能選手!おせちに登場したり、ダシを取ったりもできるとは、私たちの食生活と切っても切り離せませんね。

やわらかいしらすがいいのか、カリカリとしたじゃこがいいのか。違いを覚えたら好みで食べ分けていきましょう。

作画:みきアカリ(@mikiakarij

参考:乾海産株式会社「豆知識」

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