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同じ“日傘”なのに種類によって効果が違う!環境省の検証結果、”意外な事実”に「かなり違う」

  • 2024.8.17

「日傘をさしているのに暑い…」と、お悩みの方はいらっしゃいませんか?

実は、通常の日傘とは一味違った、“遮熱日傘”なるものがあるのです!

気候変動に対する適応策を発信する、気候変動適応情報プラットフォームのHPでは、そんな遮熱日傘の効果について説明がされています。

それではさっそく、見ていきましょう!

遮熱日傘ってどんな傘?

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友人と日傘をさしながら歩いていた女性。しかし、自分は汗だくなのに、友人は涼しげな顔をしています。同じように日傘をさしているのに、なぜこうも違うのか気になった女性は、友人に尋ねてみることに…。すると、友人から「きっと遮熱日傘を使ってるからだと思う」との返答がありました。

環境省の検証データによると、遮熱日傘は“日射”を99%以上カットする傘で、遮熱日傘を用いた場合発汗量などのデータが、帽子のみと比べて「約17%」、通常日傘と比べて「約12%」減少することが分かっています。サーモグラフィーを見ても、熱の伝わり方が一目瞭然…!

気候変動適応情報プラットフォームのHPでは、以下のように説明されています。

例えば、体重減少量(発汗量と不感蒸泄(注2)が含まれる)の測定において、帽子のみとくらべて通常日傘、及び遮熱日傘では体重減少量が統計学的に有意に低下しました。帽子のみにくらべて遮熱日傘で17.3%、通常日傘にくらべて遮熱日傘で12.1%減少しました。(出典:気候変動適応情報プラットフォーム「日傘利用による効果の定量的検証」

熱中症予防に欠かせない日傘ですが、特に遮熱日傘だと、より効果がありそうなことが分かりますね!X(旧:Twitter)でも通常の日傘と遮熱タイプの日傘で「かなりの違いがありました」「違いを実感する」などの声が上がっています。通常の日傘だけでは「暑くて大変…」という方は、この機会に“遮熱日傘”に切り替えてみても良いかもしれませんよ。

作画:みきアカリ(@mikiakarij

参考:気候変動適応情報プラットフォーム「日傘利用による効果の定量的検証」

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