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老け顔の原因は首にあった!?ノーマークだった首のシワ対策を始めた結果

  • 2024.6.26
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年々肌の衰えが気になりだしてスキンケアには力を入れていたのですが、首のケアはまったくしていませんでした。首は年齢が出やすいとは知っていたけれど、自分には無縁だと思っていたのです。パッと見では首にシワはないので、顔のシミやシワ、くすみのほうばかり気にしていました。何となく老けてきたなぁとは思っていたのですが、その原因は顔だけでなく首にもありました。私がおこなった首のケアをお伝えします。

お風呂上がりのスキンケアで首の老化サインを発見

アラフィフになって肌のトラブルが増え始め、シミ、シワ、くすみ対策に奮闘していたある日のこと。お風呂上がりに鏡に向かってスキンケアをしているときに少し顎を引いた瞬間、首に細かいシワができることに気が付きました。

「あれ?」と思って親指と人差し指で喉仏の辺りをつまんでみると、見るのも嫌になるほどの細かいシワが多数できているではないですか! その上、指を離しても細かいシワはすぐには消えず、シワシワの状態に。おばあちゃんそのもの!という感じのシワシワな首にがく然としました。

指を離してしばらくするとシワはなくなるのですが、肌のツヤやハリがなくなっている事実は明らかでした。お風呂上がりの肌って昼間よりもみずみずしく感じられるはずなのに、このシワシワはかなりショックでした。いつも一緒にスキンケアをしている中学生の娘の首をつまませてもらったのですが、まったくシワができないのです。

やっぱり老化はどうしようもないのかな……と諦めかけたのですが、中学生の娘と出かけるのが楽しみの1つなので、一緒に歩いても恥ずかしくないように少しでも改善してハリを取り戻したいと思うようになりました。

首だって保湿が必要!念入りにケア

顔には首のようなシワは見られないのでスキンケアの効果が出ていることを確信し、「首と言ってもしょせんは顔の続きなのだから、顔と同じようにケアをすれば改善するのでは?」と考えました。実はこれまでも顔のスキンケアをする際に手のひらに残った化粧水や美容液をもったいないからという理由で首に塗ってはいました。

しかし、そんなおまけのような量では足りなかったのだと反省。化粧水も美容液も乳液もジェルも、顔に塗った後に改めて首用に手のひらに取ってたっぷりと塗るようにしました。そして、最後に保湿成分を逃がさないようにワセリンを塗ってフタをし、ワセリンが寝具に付くのを防ぐためにタオルを首に巻いて就寝することに。

翌朝起きると、首はベタつかずにさらっとしており、洗顔後のスキンケアの際に首にも化粧水、美容液、乳液を塗りました。念入りに朝晩の首ケアをおこなうようになって2週間ほどたつころには、指でつまんでシワができても指を離せばすぐに消えるようになってきました。

ながらスキンケアで首のストレッチ

私はせっかく改善してきた首のシワが、油断してスキンケアを怠った途端に元に戻ってしまうことを恐れていました。そこで、首のシワの原因と思われる老化の進行を少しでも遅らせたい!と、スキンケアに自己流の首のストレッチを追加することにしました。難しいことや時間と手間のかかることは長続きしない性格なので、簡単に続けられることを考えて「ながらスキンケア」をすることにしました。

化粧水や美容液を首に塗り広げながら天井のほうを向くと首が伸びます。その状態で下唇を上唇にかぶせてなめるようにすると一層首が伸びるのがわかります。これを首のスキンケアの間、続けるようにしました。

首をストレッチしながらスキンケアをおこなうと、「ああ、ケアしてるなぁ~」と実感できてさらにやる気が出てきました。そして鎖骨のマッサージもおこなうように。鎖骨の上のくぼみ辺りに鎖骨リンパ節があると聞いたことがあるので、首のハリに効果があるかもしれないと思ってのことでした。

首のケアの成果は…

首のスキンケアを始めてから1カ月、ストレッチも追加してからは2週間がたちました。顎を引いただけでは首にシワができなくなり、喉仏の辺りを指でつまんだときにできる細かいシワもだいぶ少なくなりました。

まとめ

暑い季節には、夜のワセリンとタオルを巻いて就寝するのはお休みしていますが、化粧水と美容液、乳液の塗布とストレッチは続けています。肌触りもしっとりとしてきて、老化を食い止められているのかなと実感!!

目標は指でつまんでもシワが寄らないようにすること! まだまだ時間はかかりそうですが、年齢が出やすい首なので、顔のスキンケアだけでなくこれからも首のケアを続けて老け顔の防止をしていきたいと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

イラスト/村澤綾香

ウーマンカレンダー編集室ではアンチエイジングやダイエットなどオトナ女子の心と体の不調を解決する記事を配信中。ぜひチェックしてハッピーな毎日になりますように!


著者:川口まみこ

監修者:医師 黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

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