【化学物質過敏症】って何？“アレルギー”とは違う《症状》と《対策》とは

みなさん、「化学物質過敏症」についてご存知ですか？

聞いたことのある方も、そうでない方もいらっしゃるかと思いますが…。

実は、みなさんの周りにも、化学物質過敏症が原因で困っている方がいるかもしれません！

神奈川県のホームページでは、化学物質過敏症についての説明が、分かりやすくまとめられています。

それではさっそく、詳細について見ていきましょう！

“化学物質過敏症”って？

最近になって、めまいや吐き気、頭痛が酷くなってきたという女性。医師に診てもらった結果、化学物質過敏症の可能性があるということでした。原因は、洗剤や柔軟剤など、日常生活で使用する化学物質。長時間さらされ、一度過敏症状を発症すると、その後もわずかな物質で過敏に反応し続けます。

現時点では治療法が確立されておらず、原因となる物質を避けることが有効な対処法です。

神奈川県のホームページでは、化学物質過敏症について以下のように説明されています。

原因となるもの： 香料等を含む洗剤、柔軟剤、芳香剤、消臭剤などの日用品や化粧品 殺虫剤や虫よけスプレー、農薬 、接着剤や塗料、住宅建材 、排気ガス暖房等の燃焼ガスなど
対処法 ：治療法が確立していないため、原因となる化学物質を避けることが、最も有効な対処法と言われています。
出典：神奈川県ホームページ「化学物質過敏症を知っていますか？」

今までなんとも思わなかった匂いが気になりだしたら、注意が必要かもしれません…。無香料の柔軟剤に変えてみたり、農薬や殺虫剤は慎重に扱ったり、工夫や努力が必要です。

また、周囲の人も、香りの強くない洗剤や柔軟剤、香水を使うなど、化学物質過敏症の方のために出来ることはあります。各々が、気持ちよく日常生活を送れるようにしたいですね！

作画：加藤みちか（＠michika_haha）

参考：神奈川県ホームページ「化学物質過敏症を知っていますか？」