「いらん飲まへん」薬を拒否する患者→看護師の“巧みな交渉術”にビックリ…！

病棟で看護師をしている、ぱれちに（ぱれちにっき）さん。仕事のかたわら、医療従事者向け、主に看護師向けの漫画を描き、ブログで発信しています。

薬の内服を拒む患者の対処法とは…？

患者に薬を拒まれた時の交渉術

患者の女性に薬を飲んでもらおうとするも、拒否されるねこまるさん。「あかん全然飲んでくれん」と困ってしまい、ほかの看護師と交代します。交代した看護師は薬の話ではなく、女性の得意な編み物の話を始めます。話の途中で薬を飲むことを提案し、「これ飲んで元気になってまた好きな編み物して欲しいんです」と頼むと、薬を飲んでくれるのでした。

編み物の話を広げながら、薬を飲むように誘導する、看護師の交渉術の上手さには驚かされました。内服を拒否する女性に、薬を飲むことだけを言い続けても効果は薄いかもしれませんね。一度、別の話をクッション代わりにすることで、こちらの頼みもスムーズに聞いてもらえるようになるのかもしれません！

ぱれちにさんは、「内服薬の説明とか何故飲まないといけないのか、を説明するのもアリかもしれません」とコメント。薬を飲んでもらうための交渉術はさまざまありそうですね。患者によって交渉術を使い分ける必要がありそうで、何とも大変そうです…！

ブログ：ぱれちに（ぱれちにっき）