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オランダ代表、EUROであわや敗退…クーマン監督は「最悪、恥辱…私の責任」選手は「俺達の責任」

  • 2024.6.26
オランダ代表、EUROであわや敗退…クーマン監督は「最悪、恥辱…私の責任」選手は「俺達の責任」
オランダ代表、EUROであわや敗退…クーマン監督は「最悪、恥辱…私の責任」選手は「俺達の責任」

Text by 井上大輔(編集部)

グループステージの戦いが佳境を迎えているEURO2024。

オランダ代表はグループDの最終節でオーストリアに2-3で敗れた。開始6分に失点すると前半のうちにチャビ・シモンズを投入。2度追い付いたものの、終盤に勝ちこされて万事休すとなった。

グループDはオーストリアが勝点6の首位、フランスが勝点5の2位で突破。オランダは勝点4の3位となったが、3位グループの上位4チームまでに入っており、決勝トーナメントには進むことができる。

ただ、ロナルト・クーマン監督は、この試合は最悪だったとこぼしていた。

「多くの面で非常に悪いスタートになった。相手に多くのチャンスがあった。我々は積極的ではなく、相手にプレッシャーをかけることが足りなかった。

最悪だった。恥ずべきことだ。こんなことでは勝てない…。デュエルでアグレッシブにならず、ボールを失い続けるなら…それは恥ずべきことだ。

彼らがハイラインでプレーすることは分かっていた。(相手の)パスラインを閉じることと、DFラインはゾーンを維持することを決めていた。しかし、どちらかが実現しなければ、物事はうまくいかない。

守備のポジションもよくなかったし、不必要にボールを失いすぎた。30分での交代はいいことのはずがないが、状況を変えるために何かをしなければいけなかった。選手を犠牲にすることは残念だが、それが現実。最終的には私の責任だ」

一方、オランダ代表コーディ・ガクポはこう話していた。

「相手は非常にいい立ち上がりを見せた。キレていたし、デュエルも強い。俺達はそうではなかった。

驚きだったとは言えない。そういうことが起きるかもしれないと分かっていたからね。ただ、最初からうまくいかなかった。責められるべきは俺達だけだ」

クーマン監督は前半からサイドライン際で指示を出したり、怒鳴ったりしていた。元オランダ代表ラファエル・ファンデルファールトはそれを見て、「泣き言サッカー」と言い放っていたそう。

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