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「弁解せずにはいられない」…新米母の葛藤|産後、救急外来に駆け込んだ話

  • 2024.6.26

このお話は、著者・まろ(@maromrt)さんが産後に、原因不明の歯の痛みに襲われた体験談が描かれています。娘・メメちゃんは3か月健診のとき、体重が軽いことを指摘されます。何とかミルクを飲ませようと試行錯誤しますが、成果はありません。そればかりか、少しずつ痩せていくメメちゃんを目の当たりにし、まろさんは焦る気持ちばかりが募ります…。『産後、救急外来に駆け込んだ話』第8話をごらんください。

なかなかミルクを飲んでくれず、体重が増えない娘・メメちゃんの育児に悪戦苦闘していました。そんな中、友人たちが遊びに来てくれましたが、どうしても友人の言葉が引っかかってしまいます。

自分が今まさに、悩んでいてツラい立場にいると、どんなささいな言葉でも悪意があるように聞こえてしまうものですね…。

親が育児の責任に飲み込まれないために

まろさんが初めての育児に奮闘していた産後5か月のころ、突然、激しい歯の痛みに襲われます。ところが、歯医者に行っても虫歯等ではなく、ストレスで痛みが引き起こされているのではと判断されました。

このことをきっかけに、自分自身を見つめ直したまろさん。たしかに生後間もない娘の育児に悩んでいましたが、育児そのものが大きな負担だとは思えませんでした。大きな要因は、まろさん自身の考え方にあったのです。どうやら、育児に対して過度な責任を感じていたようです。

まろさんは当時の自分を振り返り、もしも未来の自分から声をかけられるなら「大丈夫」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいといいます。まろさんのように周囲のサポートを受けられる状況にあっても、自分を追い込みがちな方はいるかもしれません。そんな心を軽くするには、周囲の人がその頑張りを認めるとともに、頑張っている親本人も「今日もわたしはがんばった」と自分をほめることができるといいかもしれませんね。

産後の親の心境について、共感と学びを得られる作品です。

著者:ももこ

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