【北風は涼しいがムシムシしそう…ベストな服装は？】北海道の天気　あす26日からの週間予報／気象予報士執筆

北海道のあす26日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃（こだま・あきら）気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…

私がお伝えしたいお天気情報を発信するコーナー、「児玉のコトダマー！！」

みなさん、イソップ物語の「北風と太陽」という話を知っていますか？
北風と太陽が力試しをして、旅人の上着を脱がせる対決をするというストーリーです。
あす26日（水）は、まさに「北風と太陽」のような、服装選びに悩む一日になりそうです。

というのも…あすは日差しが戻る一方で、北風は涼しい。でも、湿度は高いから、ムシムシして…と服装選びに悩みそうです。半袖の上に上着を着るなど脱ぎ着しやすい服装がオススメです。

あすの天気と気温です。
午後を中心に日ざしが出るでしょう。最低気温はけさより3度ほど低く、札幌は5度低い14度です。最高気温は札幌や旭川など20度に届かず、北見はきょうより11度低い17度でしょう。

あすの時間ごとの天気、道央・道南からです。
朝は曇って石狩湾周辺で小雨や霧雨が降ります。昼頃からは晴れますが、札幌など日本海側では北風が涼しいでしょう。

道北・空知です。
朝は留萌など海岸部で雨が降ります。午後は晴れて、稚内では一週間ぶりに太陽が顔を出しそうです。最高気温は広く20度に届かず、上着が必要です。

道東・オホーツク海側です。帯広は昼頃から晴れ、その他は夕方から晴れるところが多いでしょう。最低気温は枝幸で9度です。日中はオホーツク海側で5月並みの涼しさです。

７，８，９月の３か月予報です。きょう気象台から発表されました。
夏の高気圧の勢力が強いため、気温は高めです。今年も猛暑と、お盆過ぎても残暑が厳しく、長い夏になるでしょう。降水量は平年並みですが、気温が高いと雨雲も発達しやすいので、雷雨の頻度が増えるおそれがあります。

週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
30日（日）にかけて日ざしが出るでしょう。
週末は札幌や旭川、北見で30度以上の真夏日、今年一番の暑さになります。熱中症に注意してください！

太平洋側です。27日（木）と28日（金）は日差しに恵まれるでしょう。土日は雲が広がりますが、気温は真夏並みで厳しい蒸し暑さになります。食品の取り扱いにも注意してください。

あす25日（水）の札幌です！朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします。
あすも涼しくなりそうです。特に朝の気温はけさより5度ほど低くなりそうです。
昼間も、20度に届かず上着があると安心です。午後は晴れるので、紫外線対策は忘れないで下さい。

※情報カメラの情報と、気象予報は25日（火）午後5時時点の情報です。

最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。

文・イラスト： HBCウェザーセンター気象予報士児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ！」の番組内でも独特（？）なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設！予報士のゆる～い日常も見られますよ。

連載「お天気コラム」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。

編集：Sitakke編集部ナベ子