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グルマン温故知新:北参道〈Mine〉ワインとカレー、ガチのマリアージュを提案

  • 2024.7.13
Mineカレー
BRUTUS

Mine(北参道)

ワインとカレー、ガチのマリアージュを提案

ワインから、カレーを考える。挑戦的なコンセプトを掲げてオープンした〈Mine〉。「ソムリエの世界ではご法度な発想。でも、日本人の好物を看板に、ワインを楽しむ場を作りたかった」と、オーナーソムリエの山本佳英(よしひで)さんは話す。

銀座〈ドミニク・ブシェ トーキョー〉や六本木〈ケンゾー エステート ワイナリー〉などで、銘醸ワインを注いできた敏腕。カジュアルな店の形は、自分と同じ若い世代も集える場所をという思いからだ。

Mineカレー
Mineカレー カレーは定番と月替わりの2種を用意。写真は定番のマッシュルームで、ご飯は白米とジャスミンライスを配合。芳かぐわしさと深い旨味には、ブルゴーニュのピノノワール推し!チャツネは1種、食材との組み合わせでバリエーションは無限大という革命的一品で、ムール貝とバジルなど続々登場予定。1,500円~。
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ウフマヨ
ウフマヨ 自家製のマヨネーズソースに、カレーチャツネをプラス。酸味控えめ、まろやかでほのかにスパイシーなソースには「シャンパーニュとぜひ」と、山本さん。ナイフを入れると黄身が流れ出る火入れも完璧。660円。
サーモンのコンフィ バジルのソース
サーモンのコンフィ バジルのソース真空低温調理でしっとり、ほろりとした食感に火を入れたサーモンに、バジルとニンニクを使ったピストゥ的ソースを添えて。「南仏のロゼはもちろん、イタリアのミネラリーな白でも」とワインの提案力も抜群。1,540円。

ご飯の上に、“辛くない”カレーチャツネを盛り、周りにヴルーテを流す。刺激よりも香りと旨味、二重構造が生む味のレイヤーはフレンチ的で「羊ならローヌのシラーを」と、決め打ちのワイン提案も楽しい。

厨房に立つ中山記(しるす)さんもソムリエ資格を持つワインのプロフェッショナルだ。自家製レバーパテのような定番からスパイス系までつまみも楽しく、ワインの揃えも幅広い。カレー好き、ワイン好き共に要注目。

Mineのスタッフ
左が山本さん、右が中山さん。修業時代を共にしたバディだ。
Mineの店内
昼間は外光が入る半地下の物件を、シンプルな空間に。

Information

Mine

〈マイン〉
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-10-5 Asway Sendagaya B1
TEL:03-4400-0156
営:11時30分~14時LO、17時~23時LO
休:日曜日(木曜は夜のみ営業)

東京メトロ北参道駅1番出口から徒歩4分。2024年3月27日オープン。予約可。ランチはワーカーズカレー1,000円、サラダランチ1,200円ほか。ノンアルコールも充実。ワインショップも併設し、ワインのボトルキープなど月の会費に応じたサービスが受けられるワインサブスクリプションサービスも。生ビール750円、グラスワイン990円~、ハイボール750円。夜はアラカルトのみ。前菜600円~、カレー1,500円~。昼は1,000円~。カウンター6席、テーブル4卓10席。テラス2席。

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