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金子隼也“浩国”を野村康太“甲斐”が昼も夜もお世話しまくる姿に萌える “癒やし系BL”<パーフェクトプロポーズ>

  • 2024.6.25
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「パーフェクトプロポーズ」 (C)鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会
「パーフェクトプロポーズ」 (C)鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会

【写真】 金子隼也“浩国”を野村康太“甲斐”が近距離で見つめ合う…「パーフェクトプロポーズ」第6話より

日々の生活に追われてなんとなく疲れちゃった方におすすめしたい、仕事に疲れたサラリーマンと年下男子の再会を描いた「パーフェクトプロポーズ」を紹介する。

仕事で疲れたサラリーマンが世話焼き男子と同居することに

 「パーフェクトプロポーズ」第1話より (C)鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会
「パーフェクトプロポーズ」第1話より (C)鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会

本ドラマは金子隼也と野村康太がダブル主演を務め、鶴亀まよ原作による同名コミックを実写化したBLドラマ。パワハラ上司にプレッシャーをかけられながら仕事に追われるサラリーマンの渡浩国(金子)は、ストレスから眠れない毎日を送っている。ある日、体力が限界に達した浩国が道に倒れていると、謎めいたイケメンに声をかけられる。「結婚まで約束した仲なのに…」という青年は、浩国が中学生の頃に仲良しだった小学生の深谷甲斐(野村)だった。住むところがなくなったという甲斐が浩国の家に転がり込んできて、毎日ご飯を作ることを条件に同居生活がスタートする。

まずは甲斐のキャラクターに注目して欲しい。彼は無口で無表情でちょっと強引、一見するだけだと何を考えているのか分かりづらいところもある。でも、愛想がなくても浩国のことを大好きなことがだだ漏れていてキュンキュンさせてくれる。たとえば仕事ばかりで大したご飯を食べていなかった浩国に、食べたいものを聞いてご飯を作ったり、眠れない浩国が眠りやすいようにと夜のお世話までしてあげたりする始末。浩国が仕事のために約束を守れなくても焦らず怒らず浩国優先。こんなこと相手のことが大好きでないとできないに決まっている。

さらに甲斐は浩国に対して何かと距離も近い近い。朝起こすときに覗き込む顔の寄せ具合といったら。浩国が驚くほどで、こういった甲斐の常日頃の言動から浩国への気持ちがヒシヒシと伝わってくる。クールでイケメンな甲斐が実は浩国のことが大好きなことが見え隠れして、ギャップもあいまって萌えてしまうのだ。

 「パーフェクトプロポーズ」第3話より (C)鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会
「パーフェクトプロポーズ」第3話より (C)鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会

強く見えていたキャラの弱い部分を見るとさらに萌える

 「パーフェクトプロポーズ」第5話より (C)鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会
「パーフェクトプロポーズ」第5話より (C)鶴亀まよ・海王社/「パーフェクトプロポーズ」製作委員会

浩国のほうも好感度が高い。ブラックな会社で働きつつもやさぐれてしまわずに後輩を気遣い、先輩を慕い、心根が良い人なのが滲み出ている。ただ、オーバーワークな状況に疲れ切っていて、パワハラ上司のせいで自己肯定感が削がれている。その姿は切ない。甲斐が世話を焼いてしまう気持ちが納得できるぐらい、見ている方も守ってあげたくなる存在だ。お疲れの浩国が甲斐の作ったご飯を素直に美味しいと言ってパクパク食べる様子はこちらまで笑顔になって元気がもらえる。甲斐に丸め込まれて流されているところもかわいらしくてなんだか癒やされてくる。

そして、心が凹んでしまっているのは浩国のほうばかりではないのも、このドラマに厚みを持たせているところ。甲斐は孤独を抱えて生きてきており、浩国を拠り所としていたのだ。強くて守っている側だと思っていたほうに、実は弱い部分があると分かると余計に庇護欲を駆り立てられるというもの。今までグイグイ来ていた甲斐が今度は臆病になってしまう姿を見ると、甲斐のことがさらに愛おしくなって応援したくなるはずだ。ときめきポイントいっぱいの本ドラマを見て、萌えと癒やしをたっぷりと補給して欲しい。

また、本ドラマは2024年4月に地上波放送されたが、FODでは放送版とは違う完全版を配信中。さらに7月3日には特典映像満載のBlu-ray&DVDも発売。浩国と甲斐の子ども時代のエピソードをはじめ、彼らのことをより詳しく知れるシーンが見られる。さらに深くドラマを味わいたい方にはぜひFODでの完全版、そしてBlu-ray&DVDのチェックをおすすめしたい。

構成・文=牧島史佳

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