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イギリス王室のアン王女、脳震盪と軽いケガで入院

  • 2024.6.25
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6月20日にロイヤル・アスコットに来場したアン王女。
Priness Anne, Princess Royal attends day two of Royal Ascot 2024 at Ascot Racecourse on June 20, 2024 in Ascot, England. 6月20日にロイヤル・アスコットに来場したアン王女。

イギリス王室アン王女が、事故で脳震とうと軽傷を負い、入院した。王室は6月24日(現地時間)の声明で、前日に王女が自宅のあるガットコム・パークの敷地内で事故に遭い、ブリストルのサウスミード病院に入院したことを発表。「完全かつ速やかに回復が期待される」とし、兄であるチャールズ国王は緊密に連絡を取っていること、そしてファミリー全員が王女の回復を祈っていることを明らかにした。

アン王女は自宅敷地内を散歩中、馬の頭か脚が当たったものとみられる。救急隊により応急処置を受けたのち、病院に運ばれた。当時、自宅には夫ティモシー・ローレンスや子どものザラ・ティンダルとピーター・フィリップスもいたそうで、病院には夫が付き添った。声明によると、王女は「順調に回復しており、容態も良好で、経過観察のための予防措置として入院中」だという。

6月15日に行われたトゥルーピング・ザ・カラーにて。
Princess Anne, Princess Royal during Trooping the Colour on June 15, 2024 in London, England.6月15日に行われたトゥルーピング・ザ・カラーにて。

73歳のアン王女は、英王室メンバーとして初めて1976年のモントリオールオリンピックに出場するなど、馬術の名手として知られ、昨年の戴冠式では王室メンバーでただ一人馬に騎乗し、約6000人の軍列の先頭に立つなど、王室のイベントや公務で騎馬姿をたびたび披露してきた。先日行われたトゥルーピング・ザ・カラーでは、ロンドン市内をパレード中に馬が暴れた際にも、巧な手綱さばきで見事コントロールしてみせた。

なお、毎年最も数多くの公務を行うことで知られるアン王女だが、医師のアドバイスに従い、今週予定していたスケジュールはすべて延期される。天皇皇后両陛下は6月22日から8日間の日程でイギリス公式訪問中だが、関連行事は予定通り行われ、アン王女は公式晩さん会を欠席する。また今週カナダ訪問を予定していたが、医師から飛行機での移動を止められているという。

Text: Tae Terai

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