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「ギャー!」子ども2人を連れてスーパーで買い物中、シングルマザーの私が直面した恐怖の事件…!

  • 2024.6.25

長男が2歳、次男が1歳のときの話です。次の日がお弁当ということもあり、保育園のお迎えの帰り道に息子たちを連れてスーパーへ寄りました。すると、とんでもないアクシデントが起こってしまったのです。それは私にとって恐怖の時間でした――。

突然泣き叫ぶ長男、そして…

次男が「歩く」と言ってくれたので、長男をカートに乗せ、次男と手をつないでお買い物をしました。レジで会計後、次男に「離れちゃダメよ」と言って手を離し、私は袋詰め。

すると、突然長男が「ギャー!」と大声で泣き叫び始めました。脚を入れるスペースから無理やり出ようとしたのか、その部分に胴体が挟まっていたのです。

痛みで泣き叫ぶ長男を見て、私も気が動転してしまいました。長男を押したり引っ張ったりしたものの、いっこうに抜けません。まわりにいたお客さんが店員さんを呼んでくれて、数人で引っ張ると、ようやく長男はカートから抜けました。

手伝ってくれた方々にお礼を言って、ほっと息をついた私。しかし、一難去ってまた一難……。

今度は、次男がいなくなっていたのです!

慌てて名前を呼んで探し回ると、ほかのお客さんが次男を連れてきてくれました。落ち着いてから話を聞いたところ、泣き叫ぶ長男と集まってきた大人たちにびっくりして、その場を離れてしまったとのことでした。

長男が1歳、次男が0歳のときに離婚してシングルマザーになった私は、ずっと1人で子育てをしてきました。なんでも1人でするのが当たり前になっていて、いつのまにか周りに頼るのは恥ずかしいことだと思い込んでいたのかもしれません。今回見ず知らずの人までが気にかけて下さったことで、自分は1人じゃない、頼ってもいいのだと気付かされました。

これを機に自分の子育てや生活を見直し、困ったことがあったら保育園やママ友などに相談するようになりました。保育園の帰りに一緒にママ友親子と買い物に行くことも増え、とても助かっています。スーパーでの出来事は私にとってとても怖い体験でしたが、同時に見知らぬ人の温かさを知ることができました。助けてくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

イラスト/きりぷち


著者:山本なぎ


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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