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【分子調理】最適な漬けダレ濃度×漬け込み時間とは⁉最速調理で極限の旨さ「うずらの卵漬け」に挑戦!

  • 2024.6.25

お弁当のおかずから酒の肴まで…作っておいて損はないもの、それは「常備菜」。冷蔵庫に色々な作り置きおかずがあると、とっても安心ですよね。そこで今回は、作っておけば重宝する常備菜のひとつ「うずらの卵漬け」を作ってみたいと思います。うずらの卵って、見た目も小さくてかわいらしく、食べてもぷちっとした食感でおいしいですよね。でも、味付けにすると少ししょっぱくなってしまったりすることも多いのが悩み。今回のレシピでは、そんな悩みを解消してくれますから、どうぞお楽しみに♪


今回参考にしたレシピ動画は、こじまぽん助さんのちょっと不思議な「分子調理学」なるレシピ動画。

「分子調理学研究家」と称する、こじまぽん助氏は…料理の工程には「理由がある」として、精緻な計量と調理時間をはじめ、浸透圧など科学な調理を謳っています。これらすべての工程についての解説をきっちりしてくれています。
ちょっとしたポイントを押さえたら、他の料理にも応用できるテクニックが満載です。

さっそく「うずらの卵漬け」作ってみましょう!

お弁当のおかずに、酒の肴に!とっても重宝する「うずらの卵漬け」を作ってみた♪

【うずらの卵漬けの材料】うずらの卵20個分です

うずらの卵…20個(水煮のもの)
白だし…大さじ2
水…大さじ2



材料は、たったこれだけ!
調理時間もたった5分ほどです。

【うずらの卵漬けの作り方】

1. うずらの卵を袋に入れます。

まず、ジッパー付き保存袋のSサイズを用意します。
(動画内では、この大きさのものを指定していましたので、同じものを準備しました)
そこへうずらの卵を入れますが、少しでも保存が効くように、菜箸やスプーンを使って丁寧に入れましょう。



2. うずらの卵に味付けをします。

1の袋の中に、白だしと水を分量通り入れ、空気を抜きながらしっかり密閉します。



上の画像のように、袋の中に白だしと水を入れたら…ジッパー付き保存袋を密閉します。



密閉できたら、冷蔵庫に入れて一晩漬けておけば完成です。
漬けダレの濃度は、白だしと水が1:1と覚えておけばバッチリ!

完成したものには、みつばや青じそ(分量外)を刻んで散らすと良いとのことです。


一晩漬け置いたら完成!「うずらの卵漬け」さっそく食べてみた!

動画内でのおすすめに従って…みつば適量(分量外)を刻んで盛り付けてみました♪



なかなか可愛らしいビジュアルに♪
さっそく味見をしてみました。

なかなかおいしい!
ぷちっとした食感のうずらの卵に、白だしの上品な塩気がよく合います。
個人的には、お弁当のおかずよりも「酒の肴」として…日本酒などと一緒に食べたい感じですね。

動画内では、工程に関する科学的な知識が紹介されていますが…
今回は「体積と表面積の関係」「漬けダレの配合と漬け込み時間」についての話が紹介されていました。

まず「体積と表面積の関係」については…

『同一体積の場合、表面積が細かく分かれていた方が広くなる』

ということを前提にして、うずらの卵は小さく数が多いので「表面積が広い」と考えます。
表面積が広いということは、味が入っていく時間が普通の卵より早いということ。

そのため、普通の味付け卵と同じ塩分濃度にすると「しょっぱくなる」のだそうです。
だから、白だしが大さじ2杯分でも十分味が付いているということが分かりました。

また「漬けダレの配合と漬け込み時間」についても…
白だしやめんつゆの塩分濃度を詳しく解説しており、確かにこれなら他の料理にも応用できるな~と感じました。

わたしは今まで、料理をあまり科学的な側面から見てなかったので、今回のレシピ動画は大変興味深かったです。

完成した「うずらの卵漬け」は、肉団子と串に刺して「お弁当のおかず」にしても良いし、ホームパーティーなどで華やかな「ピンチョス」に活用しても良し!
簡単で手間いらず、しかもとっても重宝します。
ぜひ「うずらの卵漬け」を作ってみて、色々な料理に活用してみてくださいね。

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