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【天才レミさんの発明】「目玉焼きのタレ」を作ったって⁉「まったりしょうゆだれ」をかけてみた!刺身にも♡

  • 2024.6.25

NHK「きょうの料理」でおなじみ、平野レミさんが「目玉焼きのタレ」を発明した?なんて噂があり確認したところ…。普通のしょうゆをベースにして、結構万能なしょうゆダレを本当に作っていました。目玉焼きにかけるとうまいらしいですが、他の料理にも使えそうでしたので、お試しのつもりでさっそく作ってみました!




平野レミさんの「まったりしょうゆだれ」の材料と作り方

【材料】※何人分かは不明ですが、結構な量ができます。
・酒…カップ1
・しょうゆ…カップ3/4
・みりん…カップ1/2
・砂糖…大さじ1
・昆布 (10cm四方)…1枚(10g目安)



【作り方】※調理時間:15分
1. 鍋に昆布以外の材料を入れ、中火でトロッとしてくるまで約8分間煮詰めます。



2. 火からおろし、粗熱が取れたら昆布を加えてできあがりです。


※漬けてすぐ使えますが、少し長めに漬け込んでおくと昆布の味がよく出ます。

実際になめてみるとわかりますが、しょうゆと言うより「かえし」ですね。「かえし」は正式には「煮かえし」と言いますが、しょうゆに砂糖やみりんを加えて寝かせることでしょうゆを熟成させ、角を取ってまろやかにした調味料です。そば屋ではそばの汁やカツ丼に使われ、店によって調合が違うのでその店の味となる大事なものです。味に深みが出ますし、冷蔵庫で1か月保存できますので、家庭にあると結構重宝します。



目玉焼きのタレとのことですので、まずは目玉焼きにかけてみました。普通のしょうゆよりも旨味が強いので、黄身も白身もとてもおいしく頂けました。最近はコクの強いおいしい卵が増えてますが、このタレは卵に負けるどころか、卵をよりおいしくしてくれる優れモノです。ちなみに白身の真ん中あたりが崩れてますよね。コレ、焼いているときに白身の固まらないあたりに箸を入れて穴を開けると、こう仕上がります。この穴から火が入り、黄身に火が入る前に白身だけに火が入ります。

今回は昆布に指定がありませんが、一口に昆布と言っても羅臼昆布、利尻昆布、日高昆布などといった産地が分かれていて、どれを使ったらいいか迷いますよね。それぞれ味や風味が違いますので、好みで選んでいいと思います。ちなみに私はがっつり出汁を取りたいときは羅臼、軽い旨味と香りが欲しいときは利尻を使うようにしていますので、今回は羅臼にしました。



せっかくおいしいしょうゆができましたので、たいの刺身にも合わせてみました。普通のしょうゆよりも風味もコクもありますので、身がコリコリのたいにも負けず、旨味が増してよりおいしく頂けました。

そして、このしょうゆを実際に使った料理もレミさんが紹介していましたので、こちらも作ってみました。


レミさんの「つゆなしうどん」の材料と作り方

【材料】※2人分
・ゆでうどん…2玉(400g)
・水菜の葉…50g
・まったりしょうゆだれ…大さじ3
・卵黄…2コ分
・揚げ玉…適量
・白いりゴマ…適量
・削り節…適量



水菜は葉の部分を半分の長さに切っておきます。
※茎は刻んでみそ汁など他の料理に使いましょう。

【作り方】※調理時間:3分
1. うどんを袋の表示どおりに茹でて、ざるに上げておきます。



2. 水菜をうどんと軽く混ぜ合わせます。



3. 器に盛り付け、まったりしょうゆだれをかけます。



4. 卵黄、揚げ玉、白ゴマ、削り節を乗せて出来上がりです。



つゆなしうどんというと四国のうどん県にあるしょうゆをかけただけのうどんを連想しますが、これは釜揚げうどんにシャキシャキ食感の水菜をトッピングしたうどんです。しかも卵黄に揚げ玉、白ゴマに削り節という王道のトッピングばかりでおいしくないわけがありません。実際食べてみると、しょうゆにもしっかりと風味とコクがあるので口の中が旨味のパレードで、とても1人1玉では足りません。この短時間でこの味は、すごいです。

このしょうゆは「かえし」としても使えますので、思ったより使える幅があります。目玉焼きはもちろん、ローストビーフのタレや煮卵に使ってもいいですし、炒め物に少し加えてもおいしそうです。ちなみに今回しょうゆに使った羅臼昆布は、味をしっかり出してから取り出して、もったいないので刻んで揚げて食べました。パリパリでしっかり昆布の味がして、おいしく頂きました。

しょうゆもうどんも、とても簡単に出来ますので、ぜひ作ってみてください!

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