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オリンピックを観るだけでも運気が上がる? 《元ホステス・藤島佑雪が教える開運↑美女になる方法》

  • 2024.6.25

7月26日からいよいよパリオリンピックが始まります。純粋にスポーツ観戦として楽しみにしている方や特定の国や地域、選手を応援している方もたくさんいらっしゃるでしょう。それに加えて、オリンピックはスピリチュアルなエネルギーを活性化させてくれるものでもあります。というわけで、今回は「開運目線で観るオリンピック」というテーマでお話しさせていただきます。

神に奉納された競技の祭典

紀元前500年頃、レスラー(力士)を描いた浮き彫りのフリーズ。パナテナイ(パンアテナイア)祭はギリシア神話の女神アテーナーに捧げられた国家的な宗教的祭典で、4年ごとに開催され、演劇、音楽、陸上競技が行われた。陸上競技のパートは、オリンピックの前身として知られる。テッサロニキ考古学博物館所蔵。Photo_ Universal History Archive/Getty Images
Wrestlers. Fragment of bas-relief frieze c.500 BC. The Panathenaia, a state religious festival dedicated to Athena, was held every 4 years and included Drama, Music and Athletics. Atheltic element formed Panathenaic Games, precursor of Olympic Games. Arch紀元前500年頃、レスラー(力士)を描いた浮き彫りのフリーズ。パナテナイ(パンアテナイア)祭はギリシア神話の女神アテーナーに捧げられた国家的な宗教的祭典で、4年ごとに開催され、演劇、音楽、陸上競技が行われた。陸上競技のパートは、オリンピックの前身として知られる。テッサロニキ考古学博物館所蔵。Photo: Universal History Archive/Getty Images

そもそも、オリンピックは古代ギリシャで神々に捧げられていた競技の祭典。また、そうでなくとも、すべてのスポーツ競技は競技者が真剣であればあるほど、聖なる行為として神的な存在への捧げ物になるとわたくしは見ています。日本でも相撲をスポーツと言ってよければ、神事として行われますし、古代中国に起こり、7世紀までには日本に伝わったとされる蹴鞠(けまり/しゅうきく)という球技ももともとは雨乞いの儀式に用いられていたと言いますしね。



そこにはさまざまな理屈づけがなされていたでしょう。ですが、勝利を求める過程で生まれる人間の感情や感覚こそが、神的存在へのお供えものとなるのではないでしょうか。競技においては、期待や希望、不安や恐れ、焦り、怒り、余裕、楽しさ、苦しさ、悲しさ、絶望、愛、喜び、感動、ときに憎しみ。そういった感情が放出されます。そんな試合はさながら壮大なドラマ、人生そのものといっていいほどのスペクタクル。創作ではなく、リアル。己の精神と肉体を研鑽して挑むガチンコ勝負です。まして、オリンピックのような大会では選手やコーチが自らの生涯を賭け、ときに国をも背負う。そこには必ず、勝者と敗者がいて、陽と陰の爆発的なエネルギーを全世界に向けて発散させるわけです。テレビでの観戦を通して “お供え”のお下がりをいただけば、魂は一気に活性化。その後の人生がキラキラと輝き始めます。

聖火に宿る、太陽のパワー

オリンピック発祥の地とされる古代ギリシャ、オリンピアのゼウス像、フィリップス・ガレ、ハドリアヌス・ユニウス、1572年。Photo_ Sepia Times/Universal Images Group via Getty Images
Statue of Zeus at Olympiaオリンピック発祥の地とされる古代ギリシャ、オリンピアのゼウス像、フィリップス・ガレ、ハドリアヌス・ユニウス、1572年。Photo: Sepia Times/Universal Images Group via Getty Images

オリンピック観戦の素晴らしさは、普通に生活をしているだけでは体験できない感情を共有できること。これに尽きます。応援している選手やチームが金メダルを獲れば、まるで自分もチャンピオンになったかのように高揚し、「私も頑張ろう」と意欲が湧く。一方、敗者の苦しみや残念な気持ちを味わうことも、精神的に深い部分で自分を成長させてくれる、魂の学びとなります。今、瞑想(マインドフルネス)やヨガなどのブームで、心を鎮めるのがいいこととされていますが、心って、たまにはアドレナリンやドーパミンが噴出するような、大きな波風を起こしてあげると調子が上がるんです。



ところで、オリンピックの象徴である聖火はどのように灯されるか知っていますか? プロメーテウスがゼウスから火を盗んで人類に与えたというギリシャ神話にちなんで、古代オリンピックの時代(紀元前8世紀~紀元後4世紀)にも灯されていたとされる聖火。現代のオリンピックでも大会開催期間中は主競技場で灯され続けますが、まず、オリンピック発祥の地であるギリシャのオリンピア遺跡で、凹面鏡に太陽光線を集めて発火させています。

これは火を聖なるものと崇めると同時に、太陽崇拝を示すもの。日本神話においても天照大御神を神々のトップに据えているので、日本的なスピリチュアルパワーとの相性もすこぶるよいと言えるでしょう。残念ながら汚職や不正などが問題になる大会でもありますが、それでも元来のオリンピックは聖火に見守られる聖なる祭典。そんな祭典の主役である選手たちの各種競技が持つ本質的なパワーは、気高く、清らかでもあるのです。お気に入りの競技や選手を見つけて、聖なるパワーを取り入れてくださいね。



藤島佑雪(ふじしま ゆうせつ)

銀座のクラブのホステス。占い師・開運アドバイザー。著書『元銀座ホステスが教える強運!美女になる方法』(文藝春秋社刊)。WEBサイト『TABI LABO』で「目覚めよ! 恋愛力 藤島佑雪のLOVE占い」。個人鑑定はこちらから。

Text: Yusetsu Fujishima

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