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都合のいい関係でも、別れた彼女からの「大好きだよ」で生きられた

  • 2024.6.25
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私は1ヶ月だが、人生で一番濃い恋愛をした。

出会いはX(旧Twitter)だった。彼女が失恋したばかりで心の傷に漬け込むかのように私は彼女にアピールを続けた。最初は顔がタイプ、付き合えれば誰でもいいと言うだけの感情で近づいた。

だか話していくうちに彼女のことを知り好きになっていった。「彼女のことをもっと知りたい、彼女に好きになってもらいたい」という感情で溢れていき告白をした。

◎ ◎

「好きだよ。けどまだ付き合えない」返事はこの言葉だった。私のことは好きだが次の日に他の子と遊ぶから付き合えないということが理由だった。その次の日に彼女から正式に告白を受け付き合った。九州と関西の遠距離であったが彼女がこっちまで会いに来てくれたため付き合って4日でお泊まりデートをした。それから数日して別れるくらいの大喧嘩をした。

原因は私が仕事で嫌なことがあり連絡を絶っていたからだ。誰とも話したくない。その一心で携帯を放置していたら別れると一方的に言われたのだ。別れたくないと何度も言ったが彼女の口から「好きだけど性格が合わない。一緒にいれない。もう彼女が出来たから無理」という言葉だった。その後は泣いていてよく覚えていないが1度目の復縁をした。

次に別れ話が出たのは付き合って1ヶ月記念日だった。理由は覚えていない。ただ私が冷たくしてしまったのが原因なのだろう。彼女は尽くしてくれる人が好きだったのだ。人のことをろくに愛したこともない私には到底難しく尽くすことは容易なことではなかったのだ。

◎ ◎

学生で収入もなく会いに行くことも出来ない私に彼女を愛す資格なんて最初からなかったのだろう。この日私は人生で初めて自殺行為をした。彼女がいない生活なんて耐えられなかった、付き合って1ヶ月間毎日寝落ち通話をしてどんな時でも電話を繋いでいた。ただその行為が無くなっただけで生きていても楽しくないという気持ちに支配されたのだ。

今思えば彼女に対する感情は愛ではなく依存だったのだろう。死ぬということは簡単ではなかった。彼女に姉のインスタを知られていたためそっちに連絡がいき死ぬことは叶わなかった。「恋愛ごときで死のうとするなんてどうかしてる」そう母に言われたが私には生きていることの方がしんどかったのだ。

それからいつも母親と一緒に行動することになり監視下に置かれた。元カノと連絡を取るようになり精神が落ち着き別れた三日後に2度目の復縁をしたがそこから三日後別れたのだ。

◎ ◎

次はもう復縁することは無かった。「好きかわからない」そう言われて私は自分の感情全てを失った。涙は出るが何の涙かは分からなかった。ただ流れるだけだったのだ。最後に彼女に長文を送り連絡を絶った。もう何もかも終わりにしよう。そう思った。別れたはずの彼女からの「大好きだよ」その言葉1つで今まで生きていけたのだ。都合のいい関係でもいい、ただ彼女のそばにいれるならそれでいい。そう思っていた。復縁はせずに好きと伝える関係、体の関係に変わったのだ。

ただ私達はまだ両思いのままだと私は思っていたが元カノの好きは恋愛ではなかった。別れて3日もしないうちに女の影が見えるようになっていった。誰かと聞いたら「お母さんだよ。妹だよ」と言われていたが本当は違い、嘘をつかれるようになっていたのだ。

付き合っていた当時、関わって欲しくないと言っていた一人の女性と会っていたことを知った。好きな人が出来たと言われたときに''不安が的中した''そう思った。「付き合っても(私)とは話したいって思ってるし、ゲームもする」そう言われたが結局付き合ったらSNS等ブロックされ連絡を絶たれた。その後その女性と付き合ったというツイートが投稿されたのを見た。今回はここまでにしよう。続きはまた後日ゆっくり内容をまとめることにする。

■みちのぶのプロフィール
小説がすき。

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