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「実は…夏は湯船に浸からなくていいんです!」乳幼児の【夏のお風呂】のポイントを助産師が解説!

  • 2024.6.24

助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、暑い夏の時期の赤ちゃんのお風呂について教えてくれました。たくさん汗をかく季節。赤ちゃんへのお風呂や沐浴のノウハウをしっかり理解しておきましょう!

夏は赤ちゃんも汗をたくさんかくので、こまめにお風呂に入れてあげたいと思いますよね。しかし、知らず知らずのうちに間違ったお風呂の入れ方をしているかもしれません!

今回は、「夏」の沐浴やシャワー浴についてのお話です。

暑い日は、沐浴じゃなくても大丈夫!

夏の暑い日は、沐浴槽にお湯をためて沐浴したり、湯船に浸かったりが、暑くて大変になるかもしれません。また、夏は湯船に浸からないでシャワーのみで済ませるというご家庭も多いかと思います。そんなときは、赤ちゃんもシャワー浴で問題ありません。

ご家庭の習慣に合わせて選択するとよいでしょう。

夏のお風呂は1日1回じゃなくても大丈夫?

夏は汗をたくさんかくので、1日1回だけではなく、もう1回入れてあげても問題ありません。汗をかいたときは、短時間の沐浴、シャワー浴をするとよいでしょう。

汗だけでなく、おむつ内は蒸れやすいのでおしり拭きで拭くだけでなく、うんちのあとは洗面器などにお湯を張り、おしりだけをつけて洗う臀部浴(座浴)をしたり、シャワーで洗い流してあげるのもよいかと思います。

1日1回はボディシャンプーでしっかり洗う

1日1回はボディシャンプーやせっけんでしっかり洗ってあげますが、それ以外のときはお湯のみで流すだけで十分です。うんちをしたときは、おしりだけ泡で洗ってあげるなどしてみましょう。

沐浴やシャワー浴は「短時間」がポイント!

汗だけのときは、沐浴やシャワー浴の両方とも、短時間でサッと済ませるようにしましょう。1日に何回も洗い過ぎてしまうと、肌に負担がかかり肌トラブルになってしまうこともあります。その後の保湿も必要ありませんが、乾燥や湿疹がある場合は、塗り薬や保湿剤を使用してもよいでしょう。

まとめ

夏の暑い季節、日中の沐浴やシャワー浴をプラスして快適に過ごせるとよいですね。


監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀

2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業しました。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援しています。訪問時の相談は、母乳だけではなく離乳食や抱っこひも、スキンケア、寝かしつけなど多岐にわたることも。また、おむつなし育児アドバイザーとして、トイレトレーニングなどの相談も受けています。自身も一児の母として奮闘中です。

ベビーカレンダー編集部

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