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個性強すぎ四強「セロリ・酒粕・レモン・わさび」でおつまみ作ったら…極上ハーモニーを奏でた件♪【農家直伝】

  • 2024.6.24
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セロリといえば、爽やかだけど個性の強い香りで、好きな人は大好きだけど苦手という人も多い野菜ですね。そんなセロリに、お酒の香りがする酒粕を和え、さらに酸味の強いレモン、ツーンと辛いわさびを混ぜ混ぜしたら…?そんな個性強すぎるレシピを教えてくれたのは、岡山県総社市でセロリを栽培する高越友紀さん。高越さんいわく、想像以上のマリアージュを見せてくれるらしいですが…本当なの!?恐る恐る確かめてみました!

今回のレシピを教えてくれたのは、岡山県総社市にある「メゾンやまて」で、セロリを栽培している高越友紀さんです。



「このレシピは、地域の方に教わりました。酒粕以外にも、わさびにレモン汁と、刺激物をたくさん使うので、わたしも初めはすごい味になるのでは⁉ と少し疑いながら作ったら、大ヒット!この3つがめちゃくちゃいいハーモニーなんです」(高越さん)

刺激物だらけだけどまろやか!?「セロリの酒粕和え」



材料(2人分)
セロリ…2本(約200g)
酒粕…40g
わさび(チューブ)…5g程度
レモン汁(市販)…小さじ2
塩・砂糖…各小さじ1/2



作り方
1.セロリは茎は斜め薄切り、葉はざく切りにして、ポリ袋に入れ、塩と砂糖を入れて軽く揉む。







セロリは薄切りにするので、筋は取らなくてOK。大きいと味がなじみにくいので、茎が太いセロリは、縦2~3等分にしてから薄切りにしてくださいね。

2.1のセロリに酒粕、わさび、レモン汁を加えてよく混ぜるようにしてしっかり揉んだら完成。





酒粕は混ざりにくいので、しっかり揉むのがコツ!
酒粕が硬い場合は、酒や水を加えてレンジで温めるなどして、柔らかくしてから使ってくださいね。




「酒粕もわさびもかなりの量を入れますが、お互いに中和されるのか、まろやかでやさしい味になるんです。これは間違いなく、ビールが進む!ご飯のお供にもいいですよ〜」(高越さん)



ひと口食べてみると、まずはセロリの瑞々しさに驚きます!セロリって、こんなにジューシーなんだ…。
レモンの風味の爽やかさの中に、ほのかなわさびの辛味や酒粕の旨味が感じられ、これはやみつきに!
今回わさびは、チューブタイプのものを5cmほど絞っていれたのですが、お好みで増量してもいいかもしれません。

ポリ袋に入れて揉みもみするだけで、粋なおつまみが出来ちゃうので、ぜひみなさんも作ってくださいね!

※酒粕にはアルコールが含まれているので、子ども、妊娠中の方、アルコールに弱い方、車を運転される方などは、絶対に食べないようにしてください。

セロリの香りが苦手なら、漬け込み一択!?

香味野菜のイメージが強いセロリは、その香りが苦手な人も…。そんなときは漬け込むことで、その独特な香りやクセが抑えられるそう。
今回紹介した酒粕和えは、まさにその理にかなった調理法。浅漬けやしょうゆ漬けにしても同じくクセが取れて、苦手な人でもおいしく食べられるそうですよ。

高越さん直伝のセロリレシピは、別の記事でもたくさん紹介しているので、そちらもチェックしてくださいね!

メゾンやまて

高越友紀さん

セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて6年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山農産物直売所「旬感広場 晴れのち晴れ」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。

●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/

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