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「病気じゃないだろ」一瞬で場が凍り付いた。ヘラヘラと無神経な発言を繰り返す彼に私は…

  • 2024.6.24
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これは私が中学生のころのお話です。当時付き合っていた人は、3個年上の高校生でした。やさしくて、頼り甲斐のある人でしたが、発言に無神経さを感じるところがありました。気にしないようにしていましたが、ある日私の限界に達する出来事が……。

始まりはささいなこと

彼と付き合って初めてきた生理の日。この日、私は家で休んでいました。

彼と遊ぶ約束などはしていませんでしたが、一応、生理で体調が悪いこと、家で休んでいることを連絡。すると、しばらくして誰かが部屋にくる音が。

妹か弟かと思っていると、部屋の扉を開けたのはなんと彼! そして、私の顔を見るやいなや彼が「うわっ。顔白。気持ち悪」「こんなにしんどそうとは思わなかった。ごめん」と笑いながら言ったのです。

生理症状でしんどい中、彼の無神経な発言にイラッとしてしまいましたが、彼が笑いながらも謝ってくれたのでこのときはスルーすることに……。

積み重なる無神経さ

しかしその後も、私が生理で体調を崩していると、「また生理かよー」「いつになったら体調治んの?」「病気じゃないんだからさ」と無神経なことを毎回言うようになりました。

それでも彼と交際を続けていましたが、ある日、彼との別れを決定づける出来事が。

それは共通の友人カップルと買い物をしていたときのこと。友人の彼女が生理中で、体調悪そうにしていました。私と友人の彼氏は彼女を気づかっていましたが、そのとき……

彼が笑いながら「病気でもないのに、大袈裟だろ」と言ったのです。

怒り爆発

彼の無神経な言葉にその場が凍りつきました。

私に対して言うのならまだしも、友人にも無神経な発言をするなんて……。彼の言動に私の怒りは爆発。ここにはいられないと、友人たちに「ごめんなさい!」と言い、逃げるように彼をひっぱって私の自宅へ。

そして私は今までの怒りすべてを彼に吐きだしました。生理に対して無神経な発言が気になっていたこと、それを友人にまで言うのはありえないということ。

しかし、それでも彼は「そんなに怒ること? ごめん」と笑っていて……。反省の色が見えない彼にあきれてしまい、私は「無神経な人とは付き合えない」と別れを告げました。彼は納得していませんでしたが、そのまま家に帰らせました。

その後、彼は友人カップルにも怒られたよう。周りにもいろいろと言われ、初めて自分の無神経さを反省したそうです。ただ、反省しても私はもう許すことはできないと伝え、完全に縁を切りました。大人になった今、彼が変わってくれていることを願うばかりです。

著者/櫻井 藍
作画/ちゃこ

監修/助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

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ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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